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イ・ビョンホンの秘密2

先日のイ・ビョンホンの秘密にひきつづき、今度はイ・ビョンホンの秘密2を読みました。
あれほど読みやすいと思った本でしたが、今回は1週間以上もかかってしまいました。
読者を引き込むって難しいとつくづく思ったこの一週間でした。

内容は前作同様、ほぼ既に知っていることでしたが、やはり時々知らなかったことや忘れてしまっている内容で、興味深いものがいくつかありました。

では、その興味深い部分についてですが、前回、書き忘れたことがありましたので、まず、それを挙げたいと思います。
日本のファンについて質問されたビョンホンシがある1人のファンのことを語っていました。
その方は、ビョンホンシを待ち受けて雨の中をじっと立っておられたそうですが、雨で御自身もプレゼントもグショグショに濡れてしまって、遠慮されたのか彼に近づくこともできず、雨の中泣きながらじっとたたずんでおられたそうです。
ビョンホンシは、この時、この方に近寄って行きたいと思ったけれど、それをスタッフから制止されたとか・・・。
そのファンの方は、その時、どんなに悲しかったことでしょう。
でも、その時、もしビョンホンシが彼女に近付いて行ってプレゼントを受け取ったり、握手をしていたりしたら、こんなにも鮮烈に彼の記憶に残ることはなかったでしょう。
例え一瞬でも、たった一言の言葉を交わさなくても、人には一生忘れることのできない印象深い出会いがあるものだと改めて感じました。

出会いと言えば、2では、シエナ・ミラーとの出会いを感動的に読みました。
シエナとビョンホンは完成した映画を見るまで、自分たちがG.I.Joeに出演していることに違和感を覚えていました。
それは、そのキャラクターや撮影の方法が自分たちの指向する作品とは大きく異なっていたからです。
G.I.Joeのプロモーション時、シエナとビョンホンの仲の良い姿を度々目にしましたが、それは、単に外見で惹かれたとか、軽口で気があったということでは無く、国境を越えて、俳優としての友情が芽生えていたのだということを知りました。
彼らの出会いもまた、鮮烈な出会いということができるでしょう。
彼らは、撮影中、いつか自分たちの指向する作品で共演しようと誓ったそうですが、「めぐり逢えたら」や「ノッティングヒルの恋人」のような素敵なラブロマンスで共演を果たして欲しいものです。
by lee_milky | 2010-03-07 19:22 | Book Review | Comments(0)
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