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<악마를보았다><悪魔を見た>を見る旅 vol.10

それから、開場時間までしばらくコエックスのベンチで話をした後、いよいよ入場となりました。
半券を切ってもらうのを待つ間に、招待して下さった方が、ご自身のチケットと私に下さったチケットを見比べなら、何かおっしゃいましたが、良く理解できませんでした。
映画館の照明は暗く、チケットの文字は小さすぎて、印字の違いが分からなかったからです。
私は、裸眼のときには近くのものは見えますが、近眼を強制するためにコンタクトレンズをすると、最近、老眼のために近景が見えないという残念なことになっています。



入場しているとき、奴×3のメイキングで見知った方の顔がたくさん見えました。
ビョンホンシのおじさんのチャーリーさんの顔も見えました。
座席に着くと、辺りにやはり奴×3に登場されていた俳優さんがちらほら座っていらっしゃいました。
しばらくして、ビョンホンシの妹のウニちゃんがドレスアップして男性と二人連れで入場し、私の少し前方の席に着かれました。
私の後方に居られた方が、声をかけられたので、後ろを振り向いて、しばらく話しておられるのを見ていると、あまりの美しさにため息が出るほどでした。
その後、私の知るところでは、ソ・ジソプさんが入場してこられました。
その他の俳優さんには気づかなかったのですが、今、こちらを見たら、ジウン監督とビョンホンシに花束を渡してた方は、何とイ・ボムスさんじゃないですか?
あはは~。
  普通のおっさんかと思ってた^^;  
昨年の冬、日韓次世代交流映画祭で、あれほど間近で、しかも何度もお会いしたのにね。

数は少なかったようですが、他にも有名な俳優さんもご覧になってたんですね。
ビョンホンシと共演された方しか知らないもので、T・O・Pさん、ユン・ジェムンさん、チン・グさんくらいしか分かりませんでしたが。

さて、映画が始まる前は、ビョンホンシの姿は、未だ見えませんでした。
後で、お仲間さんに聞いたら、東大門メガボックスの方で、急遽、記者試写会以外の部屋にも順番に廻って舞台挨拶をしたために、コエックスへの到着が遅れたそうです。

いよいよ映画が始まりました。
映画のレビューは、既にupしていますが、そこでも書いたように、あれは映画を見終えた後感じたことで、見ている最中には、また違ったことを考えていました。
前半は、スヒョンとその婚約者の電話でのやりとりが可愛くて、オールインのイナとスヨンのことや美日々のミンチョルとヨンスのことを思い出しながら、余裕で見ていたのですが、ついにキョンチョルが婚約者を襲うシーンがやってきました。
私は、思わず大声でキャ~っと叫んでいました。
失敗失敗。
この時、叫んだのは私だけだったような^^;
この後しばらくして、スクリーンが静止し、照明が点灯されて、数人の方が遅れて会場に入ってこられましたが、その時もビョンホンシは未だでした^^;

さあ、気を取り直して、初めからスタートです。
先程で懲りていましたので、声が出ないように頑張りました。
なにせ、周りは制作関係者な訳ですから、恐怖心なんかはありませんよね^^
でも、その代わり、制作関係者ならではの反応もありました。
それは、御自身の出演シーンの時のうなり声だったり、クスクス笑いだったり、普通の上映では絶対に感じることのできない微妙な雰囲気だと思うと、それだけでジ~~ンと感激しました。
映画が終わった時には、拍手が興り、これもまた普通の上映では有り得ない光景でした。

映画が終わると、舞台袖からキム・ジウン監督とビョンホンシが入ってきて、拍手喝采でした。
私を招待して下さった方が、私の方をちらっとご覧になった気がしました。
私がどんなに喜んでいるか確かめられたのだろうと思いましたが、その時、私は映画と会場の雰囲気の素晴らしさに腑抜けのようになっていて、感情をストレートに表すことができず、ただステージの方をじっと見ていました。

↑の動画ではかなりカットされていましたが、まず、監督がマイクを離さない感じで、ご機嫌で挨拶されました。
ついで、ビョンホンシもご機嫌でした。
挨拶の内容はほとんど分かりませんでしたが、日本ではまず見せてくれないリラックスした表情を見ながら、ちょっとだけ寂しい気がしたのも事実です。

当然のことながら、身内の試写会なので、ファンの黄色い声援は全く無く、私も持参していたビデオカメラも回さず、ただ静かにステージを見守っていました。
今回の<悪魔を見た>を見る旅を思い立った時、私はこう書きました。
「ビョンホンシの居ない映画館で、ゆ~っくり映画を楽しみます^^」
この願いは、半分だけ叶ったことになります。
しかも、これ以上無い良い形で・・・
ビョンホンシは居たけど、ゆっくり静かに映画を見ることができました。

この経験は、私にとって宝物のような貴重なものになりました。
私をこの試写会に招待して下さった方に心より感謝申し上げます。
by lee_milky | 2010-08-27 21:06 | 韓国旅行 | Comments(8)
Commented by ゆう at 2010-08-27 22:59 x
臨場感いっぱいのレポート、私はmilkyさんに感謝申し上げます。
すごいわ!お気持ち、よ~く分かります。(あとから又ジワジワくるんでしょうね。)
リラックスしたビョンホンさんの表情が拝めたなんて羨ましいかぎり。{ちょっとだけ寂しい気が・・・」なんて贅沢というものですよ。(笑)
「今頃はスイスで、少しはゆっくり過ごされているのかな」と思うだけで、幸せになれる私です。あまりにも忙しすぎましたから・・・。

movieweek のミンシクさんのインタビュー、
彼は情緒抜きの徹底的にドライなタッチの作品にしたかったようですね。
ジウン監督がビョンホンさんにラブ・コールした時点で、それは諦めなければ・・・。(笑) おかげで集客力もアップしたみたいですし・・・。
自分が持ち込んだ脚本で、やりたいスヒョン役ができず、イメージと違う仕上がりになって、しかも奥様の反応がトドメ? 徒労感だけが残った・・・とは思いたくないですけど、結局、「映画は監督のもの」なんですね。
Commented by lee_milky at 2010-08-27 23:49
☆ゆうさん、こんばんは。
そうなんです。
映画館を出てから興奮してきて、その夜は眠れませんでした^^
そうですね。
贅沢だったかも?
ビョンホンシは韓国のものだなって、変なこと思っちゃったんですよ^^;

スイスは写真撮影ですよね。
それが、CINE21にあった韓流の仕事でしょうか。

>movieweek のミンシクさんのインタビュー
私、これ知らなかったんですが、そうなんですか~。
>「映画は監督のもの」
北の監督がそう言ってましたよね。
Commented by lee_milky at 2010-08-28 08:28
☆ゆうさん、おはようございます。
>movieweek のミンシクさんのインタビュー
今、読んできました。
何か辛いですね^^;

撮影中も、違う違うと思っていたが、試写を見て決定的になったということでしょうか。

>結局、「映画は監督のもの」なんですね。
そういうことなのでしょうね。
意外に、こういう感情は、俳優さんにはよく起こるもので、それを言えるのがチェ・ミンシクさんの俳優としての立場の強さなのかもしれないと思いました。
Commented by みずき at 2010-08-28 12:54 x
milkyさ~んすごいですねぇ。
先日イノライフを見ていて、もしかしたらこれか?と思っていましたが、本当に貴重な経験でしたね。
本当にトップの俳優さんばかりで、ニュースでもよく見ますよね。
この中に入られたなんて、その方何者ですか?(笑)

舞台挨拶に姿もなくずっと気になっていたのですが、「ミンシクさんの件」は何があったのですか?
ゆうさんとミルキーさんのコメントで少しわかったのですが、ミンシクシは気に入らなかったのですね。
私の好きなキム・ミョンミンさんは「俳優が、自分が持っている力量を最大限発揮して演技しても編集作業で監督の裁量によりいくらでも変わりえる。それが映画だ。私もそのような苦心を散々味わってきた。(シナリオと異なる結果を見て物足りなさを感じるのではないか、という質問に。)物足りなさは物足りなさとして終わらせなきゃ。私が何かできる部分ではないでしょう?
と言っています。
Commented by みずき at 2010-08-28 13:00 x
milkyさん↑の「北の」が意味不明でしたが「北野たけし」さんのことでしたね。あの頃はインタビューも番組も一生懸命見て、結構覚えているものですね。たけしさんと会って嬉しそうでしたね。
Commented by lee_milky at 2010-08-28 14:40
☆みずきさん、こんにちは。
この映画は、もともとミンシクシが持ち込んだものなので、それだけ思い入れも強かったのでしょうね。
これほどの大物・実力者ですから、いずれミンシクさんもミョンミンさんのような考えに落ち着かれるのではないかという希望的観測を持ってはいますが。

映画に限らず、チームで作る作品はアンカーのものだと私も思います。
北のさんは入力ミスでしたね。
ビョンホンシ、あれほどタケシさんにラブコール送ったのに、その後、お呼びがかかりませんね^^;
Commented by りょう at 2010-08-28 19:01 x
ミルキーさん、読んでてゾクゾクしちゃいましたよ。
良かったですねぇ^^
一緒に行ってればこの席に私も居れたんだわ~と思いながら
今回、ぜ~んぜん私には運が無く、ミルキーさんには巡りあわせが
回ってくるようになってたんですよ。

貴重な体験が出来てすばらすぃ☆

チャーやボムスさんと再会ですね^^
私はジソプさん、見たい。
きっともっと他にもおられたんでしょうね。
ミルキーさんが、わかんないだけで・・・ ^^; 

ミンシクさんの件は「この映画でビョンホンシと共演を知った時に
「へ~。ミンシクさんも変わったんだ~」と不思議に思ってました。
韓流バッサリの方だったから。

なんか、やっぱりと思ってしまいました。

Commented by lee_milky at 2010-08-28 20:38
☆りょうさん、こんばんは。
はい。貴重な経験でした。
知らないから、落ち着いて映画が見られたんでしょうね^^
ジソプさんは、大きくて、色白だから目立ちましたよ。

ミンシクさんがどういう方か分からなかったけど、すごい迫力でしたよ。
あの役はミンシクさんじゃなきゃと思いました。

特に、最後の方、ゾクゾクしました。
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