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光海-公式ブログ和訳VOL.7

 序文 [서문] 

光海 100巻 8年 2月 28日
隠さなければならないことは記録に残してはいけないことを告ぐ。



時代の暴君、或いは悲運の君主。
一人の王、歴史が記録している二つの顔。
その時代と後の時代の変化が極端に分かれる朝鮮の15代王「光海」
随所に敷かれた暗殺派謀逆の脅威は、彼を暴君に育てたが、秘史によると、
王と呼ばれた15年中、
15日間、彼は以前はそうでなかった聖君となった。宮殿で最も下の人たちの安否まであまねく察し
国民が、自ら奴婢になるか妓生になるしかない現世を嘆き、
王位を守るよりも、民の生活を心配する
朝鮮が夢に見た王であった。

しかし

光海君8年、2月28日。光海君の日記には、このような文句が残されていた。
「隠さなければならないことは記録に残してはいけないということを告ぐ。」
そして、朝鮮王朝実録の光海君15日間の記録が明らかになるのだ!



2012年 9月、歴史から消えた15日間の記録が明らかになる!


光海



 
光海君8年2月28日
隠さなければならないことは記録に残してはいけないということを告ぐ。
忌むべき事は、朝報に出すなかれ






このように、映画の序文が公開されました。

朝鮮王朝実録のサイトで調べてみたところ、
まさに、光海君8年2月28日の記録
「숨겨야 할 일들은 조보에 내지 말라고 전교하다」
(隠さなければならないことは朝報に出さないように、交付である)
というタイトルの記事があり、
전교하였다.
“숨겨야 될 일들은 조보(朝報)에 내지 말라.”
交付である。
"隠さなければならないことは(朝報)に出すな。"
と記されていました。
更に、この記事の漢文の頁を見ると
“可諱之事, 勿出朝報。”
(忌むべき事は、朝報に出すなかれ)
とありました。

何と、上手いシナリオでしょうか。
フィクションであると知りつつも、
ひょっとしたらと、史実であるかのように思える筋立てになるでしょう。

マークトゥエインの「王子と乞食」のオマージュ。
喜劇。。。と
これまで様々な情報が流れていましたが、
ここに来て、映画の制作意図が明らかになり、
原作と異なり、主演が「乞食(餞民ハソン」の方であった理由が分かりました。
そして、喜劇とはいえ、ただ笑わせるだけの軽い映画では無いと確信しました。

王と餞民の二役
初めての時代劇
餞民と王妃との恋
そして、マイノリティーに視点を当てた内容

ビョンホンシのこれまでの俳優人生が凝縮された映画になる。
そんな期待がふくらんでいます


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by lee_milky | 2012-08-13 00:39 | +王になった男 | Comments(2)
Commented by orugann at 2012-08-16 23:47 x
milkyさん
予告を見て、ドキドキ^^
和訳 ありがとうございます。
序文を読んで期待しています。

>ビョンホンシのこれまでの俳優人生が凝縮された映画になる。
そうなるといいですね~~♪ 日本でも公開日が早く決まりますように。
Commented by lee_milky at 2012-08-18 01:48
☆orugunnさん、こんばんは。
でしょう?
序文で、期待が高まりますよね。
日本での公開ーそのためにも、両国の関係を良くしてほしいです。
一日も早く、王様が、見たいですもん。
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