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キム・デスン監督Ⅲ

 
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キム・デスン監督Ⅲ_f0027009_22821.jpg結局、監督は、「バンジージャンプする」は私たちと一緒にご覧になりましたが、新作の「後宮の秘密」の方は観覧されず、トークセッション後は、ホテルにお戻りになりました。
MC兼通訳の大塚さんも、監督に同行されたので、「後宮」を見逃されました。
韓国でご覧になっていると思っていたのですが、それは私の勘違いでした。
私は、DVDで見ていたので、通訳は出来ないまでも、大塚さんに代わってホテルにご案内することぐらいは出来たのにと、大塚さんに大変申し訳なく思いました。




かくして、私たちは、「バンジージャンプする」をキム・デスン監督とともに見ることの出来る幸運に恵まれました。
これは、翌日、監督から聞いた話ですが、フィルムとディスクでは映像が全く異なるそうです。
フィルムは柔らかくて良いですね。」とおっしゃっていました。
監督自身、本作は、大学の授業でも使われているため、DVDでは今でもよくご覧になるそうですが、フィルムで見るのは本当に久しぶりだそうで、フィルムで見られたことを喜んでいらっしゃいました。
私は、このとき、数年前ソウルでの「バンジー」の最後の自主上映会のことを思い出していました。
あの時、日本人が多かったために、急遽、フィルム上映から日本語字幕のついたDVDに変更されて上映されたのです。
フィルムとディスクがそんなにも異なるなら、私たちは字幕なしでも良かったのにと、今更ながら申し訳なく思いました。
ちなみに、ブルーレイは未だフィルムには及ばないまでもDVDに比較するとずいぶん改善されているそうです。

さて、開場時間少し前、大塚さんとともに監督が表玄関から会場に入場されました。
KBCシネマの少し狭めのホワイエでは、会員のみなさまが監督とツーショットで写真撮影されたり、大塚氏を交えておしゃべりしたりされていました。

KBCシネマからは、自主上映を開催するにあたり、くれぐれも騒がしくならないようにと注意を受けていましたし、監督にはあり得ないほどの薄謝で福岡まで来て頂いているので、内心ハラハラしていました。
でも、これは杞憂だったことが後にわかりました。

この日の夜、監督を囲んで打ち上げをしたのですが、釜山映画祭のことに話が及んだとき、監督が「あの映画祭は、大きくなりすぎてしまった。大きな映画祭が一つあるより、小さな映画祭がたくさんある方が良い。作り手と見手がこんな風に膝をつき合わして話が出来る規模が良いんです。」とおっしゃっているのを聞き、翌日、KBCシネマに立ち寄ったときに、支配人さんから「もっとうるさいと思ったら、みなさん静かでしたね。」と言って頂いて、ホッとしました。


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by lee_milky | 2013-10-17 00:53 | 日韓映画文化交流研究会 | Comments(0)
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