RGBとCMYの不思議な関係

リピート必至!「ブラック・ファイル 野心の代償」<ネタバレがあります>

公開日の昨日、福岡中洲大洋で見てきました。
驚くなかれ。
ここは、昔ながらの入れ替え無しの劇場でした。
朝一でチケット三枚買おうとしたら、劇場の方からそう言われてびっくり。
もともと上映される3回とも見ようと思ってたし、昔懐かしさも手伝って、夜の2回は続けて観ました^^

さてさて、映画はと言うと、ビョンホンシの出演作の中ではぴか一でした。
映画そのものもそうだし、ビョンホンシの役どころもね(^_-)-☆
なにせ、人間だし、年齢相応だし、セリフもたくさんあるし、え!?な部分で脱がないしで、milky的には良いことづくめ^^
中でも、教会での背中の演技が、次回作に期待を持たせてくれました。
ビョンホンシは何といってもシリアスな演技が真骨頂でしょ?

映画の方は、先ずは、映像がきれいでした。
ストーリーは謎が謎を呼んで、3回観てもよくわからい部分もありましたが、レビューを書いてみようと思います。
ネタバレが大丈夫な方は、お読みくださいね。(動画の下にあります)
f0027009_20153758.jpg





f0027009_20212219.jpg

まず、↑のキャッチコピーを復習してみましょう。
予期せぬ展開の連続
驚愕のラストあなたは必ず騙される!

はい。騙されました。
そして、驚愕のラストに戦慄しました。
3度目にようやく気づいた中盤の伏線もあり!
それらをどう表現すればよいのか・・・悩むところです。

全戦全勝を誇る若手弁護士、ベン・ケイヒル(ジョシュ・デュアメル)の勝因はブラックファイルにあった。
正義を守るためという大義名分を振りかざし、改ざんした証拠ブラックファイルを使うことをいとわないベンには、もともとそういうブラックな部分があった。
そのベンを見込んで元カノのエミリー・ハインズ(マリン・アッカーマン)が、10年ぶりに彼に近づいてきた。
彼女はピアソン製薬のCEOアーサー・デンニング(アンソニー・ポプキンス)の愛人だった。
ピアソン製薬と言えば、不正治験を繰り返し多額の富を得ているブラック企業で、ベンの勤務する弁護士事務所の代表チャールズ・エイブラムス(アル・パチーノ)が唯一敗訴してきている企業である。
エミリーからアーサーのPCから不正に入手した証拠を手に入れたベンは、このブラックファイルを利用して、ピアソン製薬に挑もうとする。
はじめは、反対していたチャールズもベンに期待し、共に戦う姿勢をみせたかに見えた。
しかし、このころから、ベンのもとに謎の男(イ・ビョンホン)が近付き、ベンに手を引かせようとする。
実は、チャールズはアーサーと手を組み、裁判で敗訴する代わりに多額の報酬を得ていたのだ。
謎の男は、彼がアーサーに事件から手を引かせるために雇った男だったのだ。
さて、謎の男が初めてベンに接触したその時、ベンの元カノのエミリーはベンの妻シャーロット・ケイヒル(アリス・イブ)に接触していた。
シャーロットは救急治療の医療現場で働く医師である。
エミリーは自分からの電話を無視して妻のシャーロットとデートしていたベンに釘をさすために現れたのだ。
エミリーは、アーサーから逃れるため、ふたつの計画を練っていた。
一つは、自分がアーサーから自由になるために、ベンにブラックファイルを流して、アーサーを失脚させること。
二つ目は、アーサーが失脚する前にまとまったお金を彼から引き出すために自作自演の誘拐事件を起こすこと。
つまり、エミリーはベンに協力してもらうため必死だった。
その必死さが彼女の死を招くことになる。
ベンの妻、シャーロットが彼女の隠れ家を訪ね、こともあろうか殺してしまうのだ。
それとは知らないベンはチャールズから「アーサーに勝つためには余計なものを捨てろ。」とアドバイスされ、エミリーの元を訪ね、エミリーの死体を発見し、そのことをシャーロットに告白し、とりあえずは普通の生活を送ろうと誓った。

翌日はピアソン製薬との訴訟の日、ピアソン側は弁護団も引き連れず、和解案を提案する。
その提案とは4億ドルと引き換えにベンの手中にあるピアソンのブラックファイルを取り戻すことだ。
因みに、この場面はアンソニー・ポプキンスのたっての願いで実現したそうだ。
アル・パチーノとの絡みの場面が全く用意されていなかったため、監督に懇願したという記事が上がっていた。
しかし、そのブラックファイルをピアソン側に渡す間もなく、ベンは警察に追われる身となる。

アーサーとチャールズはベンが警察にとらえられる前に彼の身柄を確保しなければならない。
そのため、謎の男を使って、目撃者の殺害を企てるとともに、シャーロットを自白に追い込むため、彼女の元にエミリーの死体を運び込むのだが、それがあだとなって、ベンのエミリー殺害が有力となってしまうのだ。
そして、偶然にも、シャーロットの勤める救急病院に謎の男に襲われたエミリーの隣人が瀕死の状態で運びこまれてくる。
ベンと電話で連絡を取り合っていたシャーロットは、ベンに隣人を眠らせておくように乞われる。
シャーロットが注射器で点滴の中に睡眠剤をを入れようとした瞬間、容体が急変し、隣人は息を引き取る。
しかし、シャーロットが握っていた注射器には眠剤ではなく殺すための薬が入っていたのだ。
これは、3回目にようやく気が付いた。
1回目は彼女がエミリーを殺したということもわからず、2回目は、このシーンの直前のベンの「眠らせておいてくれ。」という台詞に騙されて、注射器の中身は眠剤だと思っていたが、それにしてはシャーロットの動揺ぶりがおかしかった。
シャーロットは彼女に自分が目撃されていないかを恐れて、彼女を殺そうとしたのだ。
彼女が隣人の名前を一度で覚えていたことも病院に運び込まれてきたとき、尋問しようとしたことも、これで説明がつく。
この隣人の臨終の騒動の最中、謎の男も病院に居た。
隣人を仕留めようとやってきたのだが、シャーロットに気づき、後がえって彼女を拉致する。

一方、アーサーがエミリーを殺し、謎の男も操っていると思っているベンはアーサーの邸宅行くが、ここで、アーサーはエミリーの誘拐が自作自演だったことを知り、ベンは黒幕はチャールズだったことを知る。
アーサーの「惚れた弱みで気づかなかった。」という台詞はそのままベンにも通じる。
この映画、女の怖さとその女に惚れた男の弱さを表現した映画らしい。
その惚れた弱い男たちが、今度は手を組む。
アーサーはチャールズを切り捨て、ベンを選んだのだ。
そうでなければ、後々、ベンが警察に捕まらない説明がつかない。
チャールズと謎の男とのつながりを暴くため取って返したベンは、逆に、謎の男に拉致され、シャーロットと同じ教会に連れ込まれる。
謎の男は、ベンが何も知らないことをあざ笑いながら、シャーロットの胸ををナイフで突き刺す。
ベンを脅して、ブラックファイルのありかを引き出させようとしたのだろうが、逆上したベンに殺されてしまう。

謎の男のパソコンからチャールズとの繋がりをつかんだベンはチャールズのところに行き、詰め寄る。
そこに、警察が来る。
警察が追っていたのはベンではなくチャールズだった。
それを知ったチャールズは拳銃自殺を図る。

数か月後、ベンとシャーロットは新天地への引っ越しの準備をしている。
ところで、ベンはエミリーの香りが強く残るシャーロットの衣類を見つけ、初めて、エミリー殺しがシャーロットの仕業であることを知る。
シャーロットは事故だったとあっさり罪を認め、ベンは新天地での新しい生活を彼女と約束する。
これぞ、惚れた男の弱み。
シャーロットはそんな玉じゃありませんから。
なにせ、自分の罪を隠すためにもう一つ殺人を犯すところだったんだから。

しかし、ベンとて謎の男を殺した殺人者だし。
「めでたし、めでたし」なのかな。
野心の代償を払ったのは、結局、チャールズだけだったのか。
謎の男は詩を直前にして何にためらっていたのか。
未だ謎の残る映画ではある。

日韓映画文化交流研究会は随時会員を募集しています。まずは、HPをご覧ください。
「日韓映画文化交流研究会」随時会員募集中!
←Click!! 飛ばない時はこちらから


[PR]
by lee_milky | 2017-01-08 16:36 | +ブラック・ファイル 野心の代償 | Comments(0)
<< シングルライダー、YOUTUB... ブラック・ファイル 野心の代償... >>