カミーユ・クローデル

映画「カミーユ・クローデル」を観ました。カミーユ・クローデルは、彫刻家オーギュスト・ロダンの弟子であり、恋人でもあった女性です。
映画がどこまで史実に基づいているかは不明ですが、ロダンの代表作の「地獄の門」や「カレーの市民」に彼女がこれほどまでにかかわっていたと知らなかったので、驚きました。
そして、その激しい生涯に圧倒されました。
ロダンに翻弄され続けた生涯は、彼女の代表作である「」を彷彿とさせました。
この作品は葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に影響を受けて制作されたと言われていますが、そこには、傲慢なロダンに振り回された彼女の精神が見て取れます。

映画は、当時のファッションが忠実に再現され、1989年のセザール賞で最優秀衣装賞を受賞しています。
若く初々しい時代のカミーユのいでたちはルノアールの作品を彷彿とさせ、精神を病んでからのそれはロートレックが好んで描いたムーラン・ルージュのダンサーを思い起こさせました。
衣装以外にも、彫刻の過程も忠実に再現されて見ごたえがありました。
私は、彫刻に詳しくないですが、この映画を観て、トルソーの意味が分かった気がしました。

彼らを描いた新作映画「ロダン カミーユと永遠のアトリエ」がこの秋、公開されます。本作をしのぐ映画であることを祈ります。

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by lee_milky | 2017-08-12 23:42 | 映画 | Comments(0)
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