今朝は、嬉しいお知らせがあります。
milky地方の地方紙の昨夜の夕刊の文化面で、「夏物語」が大きく取り上げられました。 うちは、他紙を購読しているので、未だ手にとって読んだわけではありませんが、ネットでも検索できましたので、貼り付けますね。→☆ さて、夕べは大画面で見られる最後の夜だったので、三度目に行って来ました。 さすがに三度目となると、冷静に見られました。 と、言うより、ずーっと考え事しながら見ていました^^; 笑いや泣きのツボもだんだんマニアックになっていくような。 最も笑ったシーンは、수내리(スネリ)(冷静に見られたので、駅のハングルもしっかり覚えてきました。)に着いた翌朝、桧林にさしかかったソギョンが、自転車を降り、蚊に刺された腕をボリボリかくところ。 最も泣けたのは、チョンインと離ればなれになった後のソギョンが ビョンホンシの泣き顔、好きです^^; ※先ほど、韓国観光公社HPに行ってみたら、マノサは(万魚寺 / 만어사)の間違いだったことが分かりました。 はぁ、やっぱり、韓国語は難しいです。 でも、ソギョンも出版社の名前と間違えたくらいだから、日本人の私は間違うのも無理ないよねえ。(←いいわけ^^;) 韓国観光公社HPは、「夏物語関連サイトマップ」に、更新しました。 만어사へのアクセスもありましたよ。 でも、すっごく遠そうでした。 今週、職場では、人権学習習慣でした。 本来は、12月4日から同月10日までの「人権週間」にあわせて行うのですが、私の所属する学年は、その週に修学旅行で出かけたので、三学期に積み残していたのです。 今回は、「渋染め一揆」がテーマ。 各クラス、数回に分けてTTで授業をするのですが、「倹約令」と共に「別段御触書」が出され、対象となった人々は、この法令を守ったかどうかを生徒達に問い、その結果を持って、最後の授業で「渋染め一揆」に入ろうとしていました。 私達のもくろみとしては、「生徒のほとんどが、『守った』と答えるだろう」と予測し、実際には守らなかった歴史的事実を知らせることで、戦いを勝ち取った人々の勇気と団結力と知恵や見識の深さを押さえるつもりでした。 でも、蓋を開けてみると、生徒の多くが、『守らなかった』と答えていました。 そう答えた生徒の中には、「学問を学んだことによって、『差別を見抜き、自らが立ち上がらなければ、差別は無くならない。』と気づくことができた。」「自分の命を賭しても自分たちの子孫を守ろうとした。」といった深く考えた上での意見もありましたが、多くは、「私だったら、反対するから。」とか「イエスマンではいけないから。」とか、幕府と人々の関係を、自分たちと教師の関係と同じ程度にしか考えられない生徒が多かったことに愕然としました。 それで、急遽予定を変更し、授業をやり直しました。 管理職や他学年の職員に相談や授業変更のお願いをして周りながら、私は、改めて、「生徒に、幕藩体制の中の上下関係が理解出来ないのは当然だし、ある意味しあわせなことだなあ。」考えていました。 だから、ここは、焦らず、じっくりやろうと。 こんなことを考えながら、映画を見、私達に1969年代の韓国が想像つかなくても仕方ないなぁと、ぼんやり考えていました。 本来、映画を見るのに、時代背景などの予備知識を持って見たり、後から追調査する必要など無いはずです。 実際、映画関係のブログ巡りをしてみると、概ね評価は良好で、時代背景に関するつっこみもほとんどありませんでした。 でも、なぜだか、ビョンホンブログの方が、設定に無理があるといった感想が多かったような気がしました。 それだけ、思い入れいっぱいに見て、粗も見えたということなのでしょうか? 私達ファンは、何度も見ますしね^^; でも、せっかく西日本新聞さんをはじめ、いろんなサイトで、好意的に書いて下さっているのに、ファンが良いように言わないのでは、残念な気がします。 「ビョンホンシとスエシの演技は良かったけれど、あとは駄目。」と言ってしまったら、ファン以外の方は見る気がしないのではないでしょうか? 勿論、私も、ビョンホンシの出ている映画なら何でもかんでも良いと言えと言っているわけではなく、私自身「バンジージャンプする」は、未だに消化出来ていないので、悪く書かれている方を個人を批判しているのではありません。 でも、あの局面でスパイ???と書いていらっしゃる方には、おこがましいのですが、うちのレビューや皆さんが書いて下さっているコメントを読んでいただきたい衝動に駆られました。 本来、私は、このDesignareの静かな空間が好き。 でも、昨夜ばかりは、「どうしたら、一人でも多くの方に読んでいただけるだろう。」と、悩みました。 でも、これまで、そんな努力をしてこなかったので、少しでも読んでいただけるような努力と言えば、「夏物語」のトップ画面を、帰宅してから、トンテンカンテン作っただけ^^; ちょっと情けないなぁ。
by lee_milky
| 2007-02-03 11:07
| +夏物語
|
Comments(14)
Commented
by
misa
at 2007-02-03 11:34
x
ミルキーさん、こんにちは。早い、もう3回!笑
ゆっくり拝見したいですが、これから出かけます。また夜でも… 新しい夏物語のトップ嬉ですよ、トンテンカンテンありがとうございます!
0
Commented
by
みずき
at 2007-02-03 14:09
x
milkyさん こんにちは。
Designareのトップ素敵ですよ。私もミルキーさんの夏物語の感想のみならず、もろもろをたくさんの人に読んでもらいたいと思います。 私が目にするのはずっと後になりますので、もうバンバン、ネタバレを読んでいます。ファン以外の人が見に行こうかと言う気持になるほど、宣伝もないし、インパクトのある話でもないので、正直取っ付きは悪いでしょうね。今までの感想としては、私が過ごした1969年と韓国のその時代の違いには驚きました。「初恋って」と物語になりうるのかと??でしたが、時代と育ちの違いをからめると、感動する作品が出来るのですね。 でもビョンホンさんとスエさんの演技だけがクローズアップされているということは残念です。静かな映画は感性の部分でそれぞれですね。(好きですよ) ということは、「四月の雪」が何度も未公開部分を入れたディレクターズカット版を公開したり、「デイジー」もアナザーバージョンが良かったなんていう話を聞くと、「夏物語」も編集をし直すと、どんな「夏物語」になるのでしょうかしらね。私も「その年の夏」の題のほうが好きです。でもどうして一番良いものが劇場公開版にならないのでしょう。
Commented
by
みなとみらい
at 2007-02-03 14:59
x
milkyさん、こんにちは。
「夏物語」のOSTを聞いています。優しい音楽で聞いていると 紙袋をもったソギョンとジョンインがバスに乗り遅れて村に帰っていく 姿が眼に浮かびます。 来週3回目を見に行く予定です。素直な気持ちで見てこようと思って います。
Commented
by
yumi
at 2007-02-03 16:30
x
milkyさん こんにちは^^
今日は子供2人連れて「夏物語」に行ってきました。 本当は連れて行く予定は無かったのですが、ビョンホンさんの映画に興味のある末娘が行きたいというので、恋愛というよりも時代背景を見せたくて・・・ 中1の娘は「なんでビョンホンさんは手を離したの?」なんで???の繰り返し。チビは「怖いね!学校はお勉強するとこなのに・・・」「なんで知らないって言いながら後で抱きしめるの!ばれちゃう!」など感想は違いましたが、今の自分のいる環境が穏やかである事はわかったのかも? 毎回泣きすぎて化粧もとれる私ですが、ラストではいつも会えて良かった・・・と思ってしまいます。 観るたびに大好きになる作品です。
Commented
by
lee_milky at 2007-02-03 20:22
☆misa さん、こんばんは。
うちから劇場が近いのと、前売りが10枚あるのとで、ピッチが速いです。 ひとり暮らしだったら、きっと毎日でも通ってるね。 今日も、行きたくなりました^^; 「夏物語TOP」を作ったら、いよいよ「夏物語」中毒になっちゃった。
Commented
by
lee_milky at 2007-02-03 20:25
☆みずきさん、こんばんは。
さすが、みずきさん、何でもご存じですね。 >でもどうして一番良いものが劇場公開版にならないのでしょう。 ホント、不思議。 まぁ、日本人から見て、一番ということなのかもしれませんが。。。 デイジーのアナザーバージョンなるものがあるのですか? 私、ラストがちょっと不満だったので、見てみたいなあ。
Commented
by
lee_milky at 2007-02-03 20:27
Commented
by
かごめ
at 2007-02-03 20:34
x
milkyさん こんばんは♪
いつもロムさせていただいてばかりでしたが、きょうは出てきてしまいました。『夏物語』まだ一度しか観ていませんが、自然と涙の出る良い映画だと思います。予備知識なしにこの映画を観た娘(大学生)から、『泣いたよ、ニューシネマパラダイスのような感じだった』と言う感想が届きました。感じ方は人それぞれだと思いますが、最近の私は映画に限らず、素直に感性のままに物事を感じたいと思うようになりました。 友人に話すと『それは感性の解放ね』と言われましたが・・・ なんだか好きなことを書いてしまいましたが、これからもmilkyさんの お部屋で楽しませてくださいネ☆
Commented
by
lee_milky at 2007-02-03 20:46
☆yumiさん、こんばんは。
お嬢様達の感性、素晴らしいですね。 >「なんでビョンホンさんは手を離したの?」なんで???の繰り返し。 うふふ。 私もそう思いましたよ。 でも、あそこで手を離していなかったら、きっと苦しくて醜い現実が待ってたんですよね。 >チビは「怖いね!学校はお勉強するとこなのに・・・」 私も、大学入学の時、そう思いましたよ。 先日は、忘れて、学生運動も片鱗もなかったって書きましたが、校舎の階段には、網が張ってありました。 学生運動が盛んなころ、熊本出身の学生が、足を踏みはずして、亡くなったそうなのです。 >「なんで知らないって言いながら後で抱きしめるの!ばれちゃう!」 うぅぅ~、あそこが一番泣けました。 お嬢様方の未来をあんなことで、汚したくないですね。
Commented
by
lee_milky at 2007-02-03 20:56
☆かごめさん、はじめまして。
コメント、ありがとうございます。 お嬢様、遠くの大学に行かれてるのでしょうか? お嬢様のお母様への愛情がここまで伝わってきました^^ お友達との会話も素敵♪ 私も、ビョンホンファン以外の方と話していて、我に返る瞬間が少なからずあります^^; >素直に感性のままに物事を感じたいと思うようになりました。 難しいことですが、そういう視点で見るの大切ですよね。 かごめさん、これからもよろしくお願いします。
Commented
at 2007-02-03 23:46
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
lee_milky at 2007-02-04 00:44
☆at 2007-02-03 23:46さん、こんばんは。
私も、同じです。 日本人の感性に合っている映画だからこそ、もっとPRして欲しいですね。 それから、お知らせもありがとうございました。 私、このデイジーを見た時に、「夏物語」の情報をシャットアウトしようと誓ったんですよ。 是非、アナザーバージョンも見てみます。
Commented
at 2007-02-04 10:04
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
lee_milky at 2007-02-04 13:28
|
日韓映画文化交流研究会
↑↑Click!!↑↑ ※飛ばない時は こちらから 検索
カテゴリ
全体 韓国を詠む 帰郷 韓国語講座 Book Review 日韓交流 童謡と童話 ■LBH出演映画■ +コンクリート・ユートピア +勝負 +非常宣言 +KCIA 南山の部長たち +白頭山 +それだけが、僕の世界 +天命の城 +G.I.ジョー3 +エターナル +マスター +マグニフィセント・セブン +密偵 +ブラック・ファイル 野心の代償 +インサイダーズ +メモリーズ +ターミネーター 新機動 +REDリターンズ +G.I.ジョー2 +王になった男 +Share The Vision +アイリス-THE LAST- +The Influence +悪魔を見た +I come… +G.I.ジョー +HERO +グッド・バット… +夏物語 +甘い人生 +CUT +誰にでも秘密がある +純愛中毒 +マリといた夏 +バンジージャンプする +JSA +我が心のオルガン +地上満歌 +彼らだけの世界 +RUN AWAY +誰が俺を苦しめるか ■LBH出演ドラマ■ ー私たちのブルース -HERE ーイカゲーム -ミスター・サンシャイン -外交官・黒田康作 -アイリス -セリが帰ってきた -オールイン -美しき日々 -遠い路 -ハッピートゥゲザー -ひまわり -白夜3.98 -美しい彼女 -アスファルトの男 -恋の香り -ポリス -生き残った者の悲しみ -明日は愛 -別れの来ない朝 -あの野菊の如く -アスファルト我が故郷 -太陽が昇る日 CF 写真集 Happy Birthday Merry Christmas NHK紅白メッセージ あの日の君へ ファンミーティング 韓国旅行 スキン変更 教科指導 博多グルメ オフ会 Information ?? ??☆単語カード 集中インタビュー はじめに IRISあらすじ和訳 IRIS OST和訳 韓国映画関連映画祭 福智高等学校特別公開講座 日韓映画文化交流研究会 東日本大震災 携帯より 映画 ドラマ 未分類 ブログパーツ
最新の記事
お気に入りブログ
ぽっとの陽だまり研究室 今日も食べようキムチっ子... あばばいな~~~。 RGBとCMYの不思議な関係 まり♪のシネマ・ブックス... My precious ... Thinking of ... 薬膳のチカラ Everybody Ha... 豊前上野.百の箱- mo... ビョンホンびいき Yucky's Tape... LBH映画を語る会@FU... 日本人類言語学会 外部リンク
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||