昨年の大晦日、私は信じられないものを目にしました。
それは、KBS演技大賞を観るために
KBS AbleのVOD playerで視聴しながら、お仲間さんとチャットを楽しんでいるときでした。
番組が始まってから、10分35秒後、画面に日の丸の旗が映し出されたのです。
当時、私は、動画が止まらないように画面を小さくしていたし、画面を見るより、チャットの方に興じていたので、前後のつながりが全くわかりませんでした。
ただ、MCの方の「일본=イルボン=日本」に反応して、私が、画面をフルにしたと同時に、日の丸の画面がMCに切り替わり、日の丸がちほんの一瞬見えました。
あまりにあっという間に日の丸が消えたので、もしかしてあれは、日の丸でなく
韓国の国旗だったのかなと思いなおしたほどでした。
でも、その後、女性MCが男性MCに韓国語で「日本語であいさつして」と言ったのに対して男性MCが「いらっしゃいませ。どうぞよろしくお願いします。」と日本語で言ったのを聞いて、あれは、やはり日の丸で、しかも日本人が持っていたのだということを確信しました。
今、VOD playerのこの部分を見返してみると、男性MCが、演技大賞の会場にはハワイや日本からもお客さんが来ているということを紹介した後、カメラが日の丸を捉えたようです。
ネットで検索してみたら、この日は、ハワイと日本から約150人もの人が会場に詰めかけたとありました。→
☆日本の紅白にも、海外からの観光客が来場することがあり、カメラが青い目の可愛い男の子やブロンド美人を捉えることがあります。
でも、日本人が韓国の番組の収録会場に出向いたところで、外見は韓国人とちっとも変わらないのだから、日の丸でも持たない限り、遠目からそれと識別されることは希でしょう。
日本からわざわざ出向いたのよっていうことをアピールするためには、きっと日の丸が効果的で、あの会場に日の丸を持ち込むことは自然な流れだったのでしょう。
でも、韓国において日の丸がどのような意味を持つのかは、
この記事からも推察できます。
また、私は、昨年の12月にボランティアで参加した日韓次世代交流映画祭の会場で、「親日人名辞典」の存在を知ったばかりだったので、このことと会場の日の丸が結びつき、チャットで、「まずいよ。まずいよ。」とあわて始めました。
その時点では、その日本からの来場者がビョンホンファンかどうかは定かでなかったけれど、十中八九間違いないという思いで、鼓動が速まりました。
お仲間さんの一人が現地入りしているとの情報を聞き、震える指先で携帯からメールを送ってみましたが、海外だからか、おめでとうメールで混み合っているのか、なかなか返信が来ません。
幸い、その後、カメラが日の丸を捉えることはなく、お仲間さんからようやく届いた返信にも、見える範囲の会場には日の丸はないということで、私も平常心を少し取り戻すことができました。
そんな中、番組が始まって、52分を経過した頃、ベストカップル賞に選ばれたビョンホンシとテヒさんにマイクが向けられました。
女性MCが「日本のファンに挨拶して下さい。」と言いました。
MCも私同様日本人ファン=ビョンホンシと思ったのでしょう。
でも、ビョンホンシは「반갑습니다.=パンガップスムニダ=嬉しいです。」
と、ひと言だけ言うと、テヒさんにマイクを渡してしまいました。
その直後、男性MCがビョンホンシに「日本語で言って下さい。」と言いましたが、二人とも笑って韓国語で答えただけでした。
私はこの時、
この記事のことを思い出していました。
彼女がこうしたパフォーマンスを起こしたのには、それなりのわけがあったのではないでしょうか。
話を
「親日人名辞典」に戻すと、この事典に名前が載れば、糾弾と財産凍結の対称になる恐れがあるそうで、しかも、現在の活動だけではなく、過去に遡って「親日派」のレッテルが貼られるのが、怖いところです。
朴正煕元大統領がこの名簿に掲載されているのは有名ですが、この背景に、こんな
発言も影響していたらと考えると、背筋も凍るようです。
今回のKBS大賞の会場では、事無きを得たかも知れませんが、だからと言って、今後も日本のファンの軽はずみな行動が韓国の俳優に迷惑をかけないと、誰が保証できるでしょうか。
誤解の無いように、あえて書くなら、私は別に日の丸反対論者ではありません。
それどころか、グラフィックデザインを学んだ者の端くれとして、
日の丸の美しいフォルムに魅了されているほどです。
でも、だからと言って韓国に行って日の丸を平気で振るほど鷹揚ではありません。
それは、ことの重大さをある程度理解しているからです。
さて、KBS演技大賞では、前評判に違わず、ビョンホンシが大賞を受賞しました。
「大賞はアイリスのイ・ビョンホン」とコールされ、ビョンホンシがキム・スンウさん、キム・テヒさん、チョン・ジュノさんとハグした後、ステージに駆け上りました。
そして、ステージ上では表彰の後、キム・ソヨンさんとハグ。
その後、日本人の発音で「ビョンホンシ~」と会場からファンの祝福の声がしました。
カメラは、ビョンホンシのアップから、客席のあの日の丸の位置に戻りましたが、その時は、日の丸は振られていませんでした。
流石に、あの場で日の丸を掲げるのを止めた方があったのでしょうか。
ビョンホンシは、そのファンの声援に応えるタイミングで
挨拶を始めました。
そして、最後の最後に男性MCに促されるように
ファへの感謝の言葉を述べました。
全ては、韓国語でしたが、あの言葉は、ビョンホンシがあの場で言える範囲内の最高の言葉だったのではないでしょうか。
ビョンホンシの紅白出場の時もそうでしたが、未だ韓国内に根深く残る日韓問題を知っておかなければ、その真の意味を理解することは難しいし、その問題について多少なりとも理化していれば、そのビョンホンシの言動が、私達の胸を更に揺さぶります。
私達ファンは、ビョンホンシのことなら何でも知りたいし、現に多くのことを知っています。
アイリスナビゲートの中でビョンホンシが言っていたように、秋田ロケでは、なぜかファンがロケ現場を知っていて、ファンに付いて行くと現場に到着することができたとか。
ビョンホンシのスケジュールや事務所や自宅の場所を知る情熱の一部を日韓問題や歴史に傾けてみましょう。
私がはじめにブログを作った理由の一つは、ビョンホンファンの韓国理解のお手伝いをするためだったのに、既に、一通り過去ログで書いてしまったために、最近は、初心をすっかり忘れて、当たり障りのない話題の記事に終始していたように思います。
でも、ここに訪れて下さる方の顔ぶれは日々変化しているのだもの。
チャンスを見つけて繰り返し記事にしなければと、実は、元旦には思っていました。
でも、正月そうそうもの申すのも気が引けるし、日韓問題の記事を書いて、さらにネットに乗せるのは、勇気の要ることなので、なかなか思い切れなくて、今日になってしまいました。
非コメでも結構ですので、みなさんのご意見ご感想をお待ちしています。
追記 innolifeのイノ記者の取材雑感 にこんな文章が上がっていました。
タイトルは、
2009年の最後の日、「KBS演技大賞」の授賞式会場で…ほとんどこの記事と同じ・・・^^