カテゴリ:教科指導( 5 )

ひとりごと

9年前、荒れに荒れた学校に赴任しました。
空き時間には、校内を巡回し、放課後は校区内を巡回しました。
夜になると、連日のように生徒指導の後処理に追われました。
それから、翌日の準備をしていたら、当たり前のように帰宅するのが9時10時になりました。
午前様になることもしばしばでした。

娘が、5年生で初潮を迎えた日も、私が帰宅したのは夜中の2時を回っていました。
不安で一杯の娘は、私の帰宅が待ちきれず、夜中にそっと夫に打ち明けたそうです。
私が帰宅した時には、テーブルの上に、コンビニで買った赤飯のおにぎりが二つ、ころんと置いてありました。

また、6年生になった娘が、学校でとても嫌なことがあり、4㎞の道のりを泣きながら歩き、夫の職場までたどり着いた日も、私は、夜遅くまで帰宅することが出来ませんでした。
帰宅した私を、仁王立ちになった夫が待ち受けていて、「もう帰ってくるな」と、荷物を放り投げました。
私は、夫がどんなに怒っていようと、放り投げられたPCの方が気になりました。
果たして、PCは立ち上がりません。
中に入れているデータが全て飛んでしまったのではないかと心配になり、泣いている私に向かって、夫が一言こう言いました。
「次に壊れるのは、娘だぞ。」

そんな状態が5年も続き、依願退職者、転勤者が続出しました。
でも、私は、その間一度も転出希望を出しませんでした。
それは、「今、この学校を去ったら、この学校のことが嫌いになる。」と、思ったからです。

赴任から9年後の、この春、私は転勤になりました。
希望の異動ではありませんでしたが、「今、この学校を去ることが出来て幸せなのだ。」と思うことにしました。
お陰で、この学校が大好きになって出ることが出来ました。

赴任校には、なんと、昨年、ビョンホンシに逢いに、京城園に一緒に行ったビョンともちゃんが居ます。
だから、これからは、ここでは仕事のことは書かないことにします。
でも、9年間で私は少し成長することが出来たから、今度は、ここで甘えなくても、以前よりも少し楽に壁を越えられると思います。
前任校のように、みんなが楽しく仕事が出来る学校になるように頑張ります。

みなさん、私の独り言に付き合って下さってありがとうございました。
最後に、やっぱり甘えてしまいましたね^^;
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by lee_milky | 2008-04-03 01:04 | 教科指導 | Comments(24)

ドコモダケ~

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ドコモダケ、可愛いでしょ?
これ、実は、ドコモ本社からラジオCMらくらくホン「母の携帯電話」編のCDと一緒に送ってきました。
先日、ここでお話しした通り、このCMを使って道徳の授業をしようと、ドコモにメールで問い合わせたところ、CM素材と「家族の絆」「家族愛」の象徴であるドコモダケを送って下さったのです。

これって、年末に著作権擁護について、真剣に考えたから、ドコモに問い合わせてみようっていう発想になったんだよね。

人間万事塞翁が馬。。。だなあと思うことが、ブログをはじめてから、しばしばあるのですが、今回のことも、その内の一つです。

それにしても、私が、今年度作った道徳の自作教材は、3つ。

その内の一つが、「秋元康さんのMature Styleが聴けなかった。」とつぶやいたことをきっかけに、ある方から、録音テープを送って頂いて、そのテープを毎日聴いてたら、ビョンホンシがゲストで出ている本編より、CMの方がツボで。
そのことを、レビューに書いている最中に、思いつきで、道徳に使ってみようと思い。
つい、さっきまで必死になって指導案を作ってた。

もう一つは、ジョンヒョンちゃんの記事を出典にして、更に、もう一つは、出典は、ネットから拾った「ナホトカ号」のことだったけど、原油のゲットの仕方をここで教えて頂いて。。。

このブログがなかったら、絶対成り立たない授業ばかりでした。

今夜は、ブログって、私にとって、こんなにも大きな存在になってるんだなあと、しみじみ考えた夜でした。

明日、できたての指導案を使って、道徳の授業をします。
生徒の心に響くと良いなぁ。

関係記事→ 
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by lee_milky | 2008-01-31 01:03 | 教科指導 | Comments(11)

人生に無駄はない

今週の月曜日、マリンメッセ福岡&京城園の余韻をひきずったまま職場へ。
一月前までは、あんなに間近で彼に会えるとは思ってもみなかったから、
「しばらくは、何があっても、生徒を叱らないわ♪」
くらいのノリで、授業に臨みました。

が、しか~~~し。
私は、いきなり生徒を叱らなければならないことに。

なぜなら、道具忘れが、6人も居たから。
美術の授業に材料や道具を忘れたら、お話しにならない。
しかも6人も忘れているのでは、授業が成立しない。

それで、本意ではなかったけれど、急遽、その日の授業の内容を変更することに。

で、その結果、完成した作品が、これ。
これなら、いつも持ってきているスケッチブックと鉛筆と資料集があれば描けますから。
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右側が見本もスケッチブックも逆さに向けて描いたモナリザ。
左側が正面に戻して描いたモナリザ。
はじめに説明を聞いた時、生徒達は、みんな「逆さに向けてそっくりに描けるわけがない。」と思ったけれど、やってみると、正面を向けて描いた絵より余程そっくりになっている自分自身の絵を見て、驚いていました。
この絵を描いたS君は、決して美術が得意な生徒ではないけれど、誰よりも早く描くことが出来たから、2枚のををいち早く完成し、逆さに描いた方がそっくりになったということを1番に実感することができました。

この「逆さに描く」という課題は、「脳の右側で描け」「絵を右脳で描く」という著書を参考にしたものです。

私は、このS君の描いたモナリザを示しながら、生徒に言いました。
「みなさんは、今日の授業を受けて、驚いたかも知れませんが、絵とは、本来こうしたものです。
模写の場合、モデルをよく見なければならないのに、これまでの13~14年間に培ってきた「目はこういうもの、鼻はこういうもの。」というみなさんの知識が邪魔をして、今、よく見るという行為の邪魔をしている。
でも、今日は逆さに描かなければならなかったから、真剣に見ましたね。
これからは、正面に描く時も、今日と同じくらい一生懸命に見て下さい。」
わずか30分の間に、驚くべき経験をした子供達は、目を大きく見開いたまま、私の言葉にウンウンと頷いていました。

私は、そんな生徒に更に付け加えました。
「今日は、忘れ物をした人が多くて、叱られてしまいましたね。
でも、今日、本来予定していた授業では得られない経験をすることができました。
みなさんが真剣に書いているのを見て、私は『人生に無駄はない。』と実感しました。
でも、それは、みなさんが、私が言った『忘れ物はいけない。』ということを真摯に受け止めて、今日の課題に一生懸命取り組んだから言えることです。
来週は、元の課題に戻します。
今日、忘れ物をした人は、しっかり反省をして、来週には忘れないようにして下さい。」

人生に無駄はない。。。他人から見たら、無駄としか言いようのない私のここ最近の奇行でも、日常の生活も精一杯一生懸命やれば、「人生に無駄はない」といえるかも知れません。
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by lee_milky | 2007-11-23 16:39 | 教科指導 | Comments(4)

キッズゲルニカプロジェクト

明日は、勤務校の文化祭です。
音楽祭が中心の文化祭ですが、私的中心は、美術科の全校制作と総合的な学習の発表。
そこで、今日は、全校制作の方の話を聞いて下さいねm(_ _)m

今年の全校制作は。。。
このような、コンセプトで取り組んできた全校制作をいよいよ展示発表する時が来ました。
本当は、「キッズゲルニカプロジェクト」に応募するには、制作のプロセスの記録をしておかなければならなかったのに、制作をはじめた頃から、家の者が次々倒れたので、うっかり記録するのを忘れていました。
この写真は、個人の制作が終わり、実行委員がベニヤ板に貼り付けているところ。
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そして、今日、体育館のアリーナのフロアーに並べました。
これは、そのアリーナに並べた全校生徒の絵を2階の卓球場から見たところ。
日が暮れてから撮影したので、画像が暗いですが、下の絵が浮かび上がって見えるでしょうか?
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1Fのアリーナに降りて、この絵を間近で見ると、生徒ひとり一人の絵が見えます。
合唱組曲「土の歌」を聴きながら、それぞれ、地球のこれからの在り方を考えました。
描画材は水彩絵の具が基本ですが、その上に、水ノリ・砂・木工用ボンド・クレヨン・色鉛筆・マニュキア・ボールペンなどを使っている生徒も居ます。
サクラのクレパスは指でのばすと油絵タッチになり、大活躍です。
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何ヶ月もかかって制作したこの作品も、校内での展示は、明日の文化祭一日。
3.5M×7.8Mの大きな絵は、40分割になり、私の車の後部座席にすっぽり収まるようになっていて、明日のうちに、「音楽イメージ絵画展」に搬入します。
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by lee_milky | 2007-11-10 21:16 | 教科指導 | Comments(4)

通常モード~。

昨日、休日出勤しました。
月曜日から、通常モードに戻ろうと思うので、月曜日の授業と学年会議の準備のために行ったのですが、私の机の上は、まあ、プリントの山々山。
予定していた仕事よりも、まず、そのプリントを片づけ始めました。

そのプリントの中程に、自己評価カードのひな形がありました。
今月がその締め切り月だったのを思い出し、さっそくPCに向かいました。
今年度の努力点を記述するために、昨年度の自己評価を見てみたら、そこには「来年度は、教科指導を通して、1・3年生にも平和について考えさせたい。」「来年度は、全校生徒による共同制作を計画したい。」と、書いていました。
こんな風に書いたことを、なぜかすっかり忘れていました。
忘れていたけど、今年度は、既にこれを実行しています。
自分自身、なんだか、思いつきで行動しているように感じていましたが、「なんだ。ちゃ~んと去年の反省のもとに実行してるんジャン。」と、自分で自分を褒めました(笑い)
それが、キッズゲルニカプロジェクト
このプロジェクトのために、今、全校生徒が合唱組曲「土の歌」を聴きながら、B4サイズの画用紙に各々平和の絵を描いています。
構図は、それぞれ自分で決め、下絵までは普通のイメージ画と同様に描くのですが、彩色が大変です。
なぜなら、全校生徒の絵を繋いだ時に大きな平和の絵が浮かび上がるように、あらかじめドミナントカラーが決まっているから。
くじけそうになる生徒達に「こんな高度なことは、君たちにしかできないのだから。」と、なだめすかして、授業を進めています。
生徒達、ミアネヨ~。

そして、プリントの最後の1枚が、向こう2週間の時間割でした。
既に7月12日に年休を取っていたので、その日の時間割が、ガラ空きになっていました。
係教師に、「今回、たくさん休んだから、この日は来ます。」と言ったら、「あ~、その日はもう変えられませんよ。その日に来ても、仕事は有りませんからね。」と言われました。
これって、ぶっきらぼうだけど、すごく優しい言葉だよね。
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by lee_milky | 2007-07-01 13:51 | 教科指導 | Comments(17)