RGBとCMYの不思議な関係

カテゴリ:映画( 13 )

「お嬢さん」を観ました

「お嬢さん」を観ました。
ここ最近、韓国映画づいている私ですが、一連の作品の中で、本作が私にとってはナンバーワンでした。
でも、これは、人によって受け取り方の異なる作品でしょう。
ちなみに、本作を中洲大洋で観たのち、KBCシネマまで「太陽の下で」を観るため、徒歩移動したのですが、私の前を歩いておられた私年配の女性二人組は、酷評されてました。
気持ち悪いと。
しばらく映画は観たくないと。
同じ場面が何度も繰り返されて同じ映画を何度も見せられたみたいで退屈したと。

その会話を聞きながら、私が、本作を面白く観た最大の理由はそこにあるのかもしれまいと思いました。
本作と同じパク・チャヌク作品のJSAもそうでしたが、同じシーンが異なる視点で繰り返されるのに、私は弱いのかも!?
そう言えば、「誰秘」もそうでした。
これが私のツボなのか!!
結局、映画は展開が面白ければ面白いのでしょうね。
まあ、この感想は後付ですが、観ながら、パク・チャヌク監督天才!!と絶賛してました。

ただ、私の中の難点は、日本語のセリフ。
皆さんお上手だけど、やはり無理がありますよね。
この映画こそ、日本人は日本人俳優をキャスティングしてほしかったです。

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by lee_milky | 2017-03-26 15:39 | 映画 | Comments(0)

「アシュラ」を観ました


コクソンを観たのち、KBCシネマから中洲大洋劇場に移動して、本作を観ました。
これも、前知識なく観たのですが、クァク・ドウォンとファン・ジョンミンの二人もコクソンと同じ俳優が出ていたので、少し混乱しましたが、こちらは非常に分りやすいエンターテイメント作品でしたので、それなりに面白く観ました。

私が昨年10月に大邱旅行したとき、「密偵」を観ようと映画館に足を運ぶと、この映画が一日に何本も公開されていたので、よほどヒットしているのだと思っていましたが、実は、この布陣にしてはこけた映画なのだそうです。
敗因は、同じように政治腐敗を扱った「内部者たち」と比較し、実際におこっている事件とかけ離れていたからだという感想を読みました。

実は、そのこともあって、この映画を観たのちに、「内部者たち」のオリジナル版を観たのです。
感想のアップのタイミングは前後していますが。
この2作品を私なりに比較してみると、「アシュラ」の方は市長演ずるファン・ジョンミンがあまりに自ら手を汚しすぎるのが、現実味が薄れた原因なのかなと思いました。
それから、ラストで、これまで市長を追い詰めてきたはずの検察、クァク・ドウォンが、あまりに簡単に寝返ってしまったため、痛快感が無かったことも一因でしょうか。
まあ、こちらの方はそのタイトルからしても、もともと「内部者たち」とはコンセプトが異なるから、しかたないのですが。
また、「アシュラ」は緩急がなく、常にこれでもか!っと迫ってくるので、観る側は常に引きっぱなしの状態でした。

主演のチョン・ウソンは相変わらずのイケメンっぷりでしたし、「奴×3」の時はクールな顔しか見られませんでしたが、今回は怒った顔も随所に見られました。
しかし、そういう意味では「喜怒哀楽」の「哀」の部分も見えた方が映画として厚みが増したのかなというのが私の感想です。

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by lee_milky | 2017-03-26 14:54 | 映画 | Comments(0)

「哭声/コクソン」を観ました

正直、私にとって理解しがたい、わけのわからない映画でした。
公開記念のオールナイトトークショーが模様されたそうで、その記事が上がっていました。
これを読んでから観たら、また違った映画として観られたかもしれません。
いずれにしても、わけがわからんという私の感想は、間違っていないようで^^;
そのような映画がヒットすることが素晴らしいということなのでしょう。

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by lee_milky | 2017-03-26 14:13 | 映画 | Comments(0)

「太陽の下で -真実の北朝鮮-」を観ました

何の予備知識もないまま、ただ「真実の北朝鮮」というタイトルに惹かれ、これを見逃せば、TVやDVDなどでは見られないかもしれないとの思いから、多少無理をして観に行ってきました。

この映画は、ロシアの映画監督が撮影した北朝鮮の庶民の生活を捉えたドキュメンタリー映画です。
いや、そのはずで北朝鮮に入国したにもかかわらず、用意されていたのはエリート一家の作られた日常でした。
それに気づいた撮影陣は、ひそかにカメラを回し、撮影前後の映像撮影を敢行!、ヒロインのジミンの子どもらしい反応や涙を捉え、北朝鮮の真実を紡ぎました。

この映画を観始めてすぐに思い出したのは、KAL858便爆破事件の実効犯、キム・ヒョンヒシのことです。
美しく聡明な彼女は、幼少期より国家に徴用され、式典では常に目立つ任務を与えられます。
そして、成長すると、工作員として、家族からも隔離され、様々な教育と任務を与えられ、ついには日本人に成りすまして大韓航空機爆破を遂行するに至ります。

この映画のヒロイン、ジミンもまたかわいらしく聡明で、朝鮮少年団に入団を許されるという栄誉を与えられます。
彼女の両親はエリートの娘を持ったために、こぎれいなアパートを与えられ、職場では同僚たちから祝福されます。
しかし、このような一家は北朝鮮では極まれなケースであり、しかも、この一家の実態でさえ真実ではなく、あらかじめ準備されたシナリオに従って、セリフや笑うタイミングまでもが指定されています。
カメラは、台本を入念に読むジミンの両親や、ジミンのあくび、涙、暗い表情、更に何度も繰り返される取り直しのシーンをつぶさに捉えていて、胸が痛くなります。

中でも、ラストシーンは圧巻でした。
大役を終えたジミンに撮影スタッフが質問したところ、ジミンが泣き出してしまい、その様子に北朝鮮側スタッフは大慌てします。
彼女に泣かせないように、女性スタッフが、「楽しいことを思い出してみて。」と優しく言うのですが、ジミンはそれができません。
彼女の8年間のリアルな人生には楽しい思いではなかったのでしょうか。
女性スタッフもそう感じたのか、「例えば楽しい詩とか。。。」と付け加えます。
すると、ジミンは「詩」というキーワードから「主体思想」の序論(多分)を想起し、それをとうとうと諳んじます。

彼女にどんな人生が待ち受けているのかを思うと涙なくしてはみられない作品でした。

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by lee_milky | 2017-03-26 13:14 | 映画 | Comments(0)

繕い裁つ人



先日、県立美術館に生徒の作品を搬入した帰り、KBCシネマに寄ってみました。
少し待って、繕い裁つ人を観ました。
時間が合えばどの映画でも良かったので、何の予備知識もなく観たのですが、とても静かな良い映画でした。
流石KBCシネマ。
そして、日本映画って、こういう静かで深い映画が多いですよね。

もともと私は主演の中谷美紀さん好きなんです。
静謐な感じしますよね。
月から降りてきたみたい。
私と対局にいる女性って感じです。
そういう意味では、助演の黒木華さんもそうですよね。
素敵です。
流石、ベルリン国際映画祭最優秀女優賞女優!
中谷美紀さんよりかなり柔らかい印象ではありますが。

さて、内容は、頑固に一代目の仕事を守り抜いてきた洋装店の二代目女主人市江のもとに、若いデパート職員藤井が訪れ、ブランド化を勧めるというお話し。
はじめは固持しますが、市江の元に通い詰める藤井に自分のオリジナルを作りたいはずだと言われ、心は次第に動き始めます。
そして、同じように彼女のオリジナルの洋服を望む周囲の人たちの暖かい関わりに後押しされ、ようやく自分の殻を破り、一代目の祖母の壁を乗り越えて、オリジナルの服を作り始めます。

偉大すぎる一代目を持つ二代目の大変さが改めて分かったし、人生を大切に生きていくことの大切さを知りました。
豊かな生活ってこういうことを言うんだろうなぁ。

私の中では、和服は一生もの、洋服は使い捨てという認識だったけど、この映画を観て、そうではないと分かりました。
市江が古い洋服を繕い裁つ様は美しく、職人の技を感じさせました。

最後に、足踏みミシンのシーンは、子どもの頃の母の後ろ姿を思い出し、懐かしくもありました。
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by lee_milky | 2015-02-11 15:09 | 映画 | Comments(0)

天才キム・ギドクのを観ました。

キム・ギドク作品はこれが3作目。(だと思う)
メビウスを観て唖然とする私に、みなさんが、キム・ギドクは「初期作品が良いよ。」とか「当たりはずれがあるよ。」とおっしゃるので、一作で諦めずに、とりあえず他の作品を観てみることに。

う~~~ん。キム・ギドクの世界は私には高尚すぎるのか、これも私には分からず^^;

それでも、メビウスよりは良かった気が。。。
せりふが少ないのも、違和感なかったし。
雰囲気としては、嫌いな作品ではなかったので、この先どうなるのか、何が語られるのかと、ドキドキしながら最後まで観て、結局最後まで分からずじまいで終わった感じ。
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by lee_milky | 2015-01-13 22:21 | 映画 | Comments(0)

スパイな奴ら


HULUを12月にお試しで契約しました。
理由はスカパーよりも低価格なので、夫がこれで見て暮れたら、良いなあと思って。
でも、その夫がちっとも靡かないので、12月いっぱいで止めようと思ったら、止めるのにも期限があるらしく、結局、今月末まで継続することになりました。

もったいないので、ここ最近、私が観まくってます。
これまでは観たかった映画や監督名で検索して観てたのですが、今回は、適当に韓国映画と検索して選びました。
元々今配信中の韓国映画は10本もないので、選択肢が少ないのですが、その中から、★が最も多かったスパイな奴らを選んで観ました。

これ、コメディータッチのスパイアクションなのですが、南に潜伏しているスパイたちに感情移入してしまって、かわいそうでたまらなかったです。
しかし、実際のスパイは、こんなに人間味のある人たちではなく、南の家族はあくまで偽装のために選んで利用しているのでしょうね。

とはいえ、コメディーなので、どろどろしてなくて、面白く見ました。
キム・ミョンミンって名前だけはよく聞いてたけど、この人なのですね。
良い感じです^^
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by lee_milky | 2015-01-13 00:20 | 映画 | Comments(4)

サニー 永遠の仲間たち

サニー 永遠の仲間たちを観ました。

以前から観たかった映画。
と、いうより、「王になった男」を観た後、「シム・ウンギョンが良い!」と言う私に、みなさんが「『サニー 永遠の仲間』たちでも、すごく良かった。」と、異口同音におっしゃるし、「怪しい彼女」で観た彼女もすごく良かったので、観たくなった映画。

学生あるある的な映画万歳!!
私でも嵌ったから、アラフォーの方必見!!ですね。

見方が違うかもしれないけど、「死は永遠の別れではない!」と思わされた映画でした。
「怪しい彼女」「7番房の奇蹟」にリアリティーの風を吹き込んだら、この映画になるのかな。

この映画観て!観て!!と叫びたくなる映画でした^^
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by lee_milky | 2015-01-12 19:26 | 映画 | Comments(0)

ファン・ジニ

劇場版「ファン・ジニ」を観ました。

これは、実在の妓生ファン・ジニを描いた映画です。
李氏朝鮮王朝の時代、両班の娘として育ったチニが、実は、両班の主と下女の間に生まれた娘であることが明るみになります。
縁談が破談になり、養母から屋敷を追い出されたチニは、自ら生きる道が三つあるといいます。
ひとつは両班の娘として育った利を生かして、両班の妾になること。
二つめは・・・忘れました^^;
そして、三つめが実母と同じ妓生になること。

切ないお話しではありますが、チニの凛とした美しさと知性が光り、身分の高い長官をやりこめる様は清々しく感じさえします。
妓生にまで身を落としながらも誇り高く生きたファン・ジニの選択は正解だったのでしょうか。

映画は、サスペンスの要素もあり、詠歌、返歌のやりとりの緊張感や気高さが、映画そのものに好影響を与えていて、見応えがあります。
また、両班の屋敷や生活から妓生の葬儀まで、李氏朝鮮時代の差別社会、理と気の世界の対比を映像で観ることが出来ました。

例えば、昨年暮れに「春香伝」で初めて聞いたパンソリが庶民の映活の中でどう歌われていたのかが分かって、勉強になりました。
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by lee_milky | 2015-01-11 21:04 | 映画 | Comments(2)

絶対の愛

キム・ギドク監督の「絶対の愛」を観ました。

恋人を愛するあまり整形し、別人として現れる女と、その女の苦悩を知り、その苦悩を共有するためなのか自身も整形する男の話です。

美容整形大国韓国の映画とも思えないアンチ美容整形手術映画です。
多分。

今や手軽に出来るプチ整形なんかもありますし、顔を変えることによって人生を明るくすることも出来るわけですから、一概に整形手術が悪いとは言えませんが、実際、互いに顔が激変してしまっていたら、二度と出会えない可能性もありますよね。

後半はサスペンスの要素もあり、飽きずに観ましたが、なんだかワーワー騒ぎ立てるばかりで、心のひだみたいなものを感じることは出来ませんでした。
キム・ギドク作品って、あんなに怒鳴るシーンが多いのかな?
それに、カメラワークがドラマみたいなのも特徴かな?

年末に「メビウス」を観て酷評してたら、キム・ギドク監督作品は良いものもたくさんあると聞いたので、観てみた映画だったのですがチョイスが間違ってたみたい。
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by lee_milky | 2015-01-11 00:48 | 映画 | Comments(2)