二人ともぐっすり眠ったので、翌朝は未だ暗いうちに目が覚めました。
私達の泊まったホテルは宿泊料が激安なのに、簡単な朝食が付いています。
ホテル内にロビーが1Fと2Fの二カ所あって、2Fのロビーは実質はこの朝食のための食堂になっています。
それなのに、なぜ「ロビー」なのかというと、税金対策なのではないかと思いました。
さて、その朝食ですが、こんな感じ。
ここで紹介するために、全種類取ってみました。
でも、前日の夕食が娘にあわせて軽かったので、全部平らげました。
いえ、それどころかあとで김밥=海苔巻き(キムパブ)をおかわりしました^^
私は、もともと日本の巻き寿司よりも韓国のキンパの方が好きなのですが、この時、初めてキンパを食べた娘もやはりキンパの方が好きだと言っていました。
キンパは日帝時代の残滓。
つまり、日本が朝鮮半島を統治していた時に持ち込まれた様々なものの一つです。
見た目はちょっと小ぶりの巻き寿司ですが、ご飯は酢飯ではなく白ご飯。
韓国の人は酸っぱいものが苦手と聞いたことがあるので、それは、このためかもしれません。
ちなみに、私がキンパの方が好きなのは巻き寿司の酢飯の甘さが若干苦手だからかもしれません。
外側の海苔にコマ油が刷毛でうすく延ばしてあるのもGoo!
具はお新香やきゅうりソーセージなどで、日本の巻き寿司より少なめ。
娘はもともと巻き寿司よりカッパ巻きやお新香巻きが好きなので、キンパが気に入ったのでしょう。
この他、飲み物はコーヒー、紅茶、牛乳、100%オレンジジュース、100%グレープジュース、デザートに4種類のフルーツヨーグルトがあります。
実は、1日目はこのヨーグルトが甘すぎてちょっと無理して完食したのですが、翌日、ひたすら 김치=キムチとキンパだけを食べていたら、流石に口の中が辛くなって、このヨーグルトがとても美味しく感じました。
食には「組み合わせの妙」みたいなものがありますね。
そうそう、ここのキムチは最高でした。
ここの料理人兼ホール係の人の良い感じの小父さん自ら沢山漬けておられるのだそうです。