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「アダムにも秘密がある」と「誰にでも秘密がある」

4月に上映会をするので、「誰にでも秘密がある」関連の調べ物を始めています。
そんな中、アメリカ映画「アバウト・アダム(アダムにも秘密がある)」のリメイクだったと知りました。
そして、鑑賞レビューの中に、「リメイクを通り越してカメラワークから、表情から、ほとんどそっくりの盗作映画」と酷評されているのがあったので、原作のDVDを購入してみました。
このDVDは、日本で「誰にでも秘密がある」が公開された後にその「誰秘」効果で発売されたそうで、パッケージにも、「誰にでも秘密がある」は、実は「アバウト・アダム」のリメイク!!と、明記されています。
当時の韓流ブームの威力恐るべしです。

さて、盗作疑惑に話を戻すと、「誰にでも秘密がある」を見倒した私には、そうは全く思えませんでした。

もちろん、リメイクだから、よく似てはいるけれど、原作より整理されて、同じシーンを三人姉妹それぞれの視点で再現された部分がより鮮明で面白くなっています。
この映画、そもそもイギリスの演劇台本から生まれたそうで、なるほど同じセットで繰り返し別の視点で演じ分けたら、洒落てると思います。
リメイク版では、その辺りを活かすために、異なるパターンをほぼ同じカメラワークで撮り、異なるバージョンの混同を避けるために、画面をスクロールさせるなどの工夫が施されていました。

また、当たり前のことですが、舞台がアメリカから韓国に変わっているので、小道具のお土産が花束から干物になっていたり、次女の論文のテーマがキーセン文化に変わっているのも、見所でした。
同じように、三女がプロポーズした後、アダムはすぐにOKしますが、スヒョンは、「駄目だ。。。僕からプロポーズするよ。」と、言いますね。
この反応の違いも東西のものの考え方の違いから来るのかと興味深かったです。
21世紀になっても、東洋は未だ未だ古い因習に縛られていますよね。
だからこそ、「アバウト・アダム」は日本で公開もDVDの発売もされなかったし、「誰秘」は評判が芳しくないのでしょう。

この映画もそうですが、ハリウッド映画は、何の変哲もない日常を上手に描いていますよね。
東洋の映画では、なかなかそうはいきません。
特にラブコメは東洋では重くなったりいやらしくなったりして上手く描くことが難しそうです。
そんな中、「誰秘」はライトに描こうと頑張ってる気がします。


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by lee_milky | 2014-01-12 01:37 | +誰にでも秘密がある | Comments(4)
Commented at 2014-01-14 00:31
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2014-01-14 00:51
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by lee_milky at 2014-01-14 23:36
☆非公開さん、こんばんは^^
こうして、ビョンホン作品について語るのは楽しいですね。
最近は、ここも静かになってしまい、映画ファンの方とSNSで、ビョンホン映画を語るのが楽しみになっています。

この作品は、私が劇場で見たビョンホン映画です。
多分、子供映画以外で映画館に行ったのは10数年ぶりぐらいの感じだったと思います。
その私が、天神までわざわざ2度も見に行ったのが、私にとっては大したことでした。
でも、未だネットの世界もあまり知らなくて、予備知識もほとんど無かったですね。
パンフレットも買わなかったし。

だから、「誰秘が好き」と言いながら、ほとんど何も知りませんでした。
今回、元ビョンホンファンの方から頂いた雑誌にはじめて目を通してみたら、けっこういろんなことが書かれていて、興味深く読みました。

つづきます。
Commented by lee_milky at 2014-01-14 23:37
☆つづきです。

以前は、この映画に作品としての価値を見いだそうとしてましたが、元が舞台演劇のシナリオだったと知って、演出の妙を楽しめばいいのかなと思いました。
非公開さんのおっしゃる撮影方法というのは、このあたりのことですか?

監督さんも、面白いことをかなり話していらっしゃるので、暇が出来たら、また感想を書こうと思います。
4月の上映会を盛況にしたですもんね。

10日は、私も宿泊します。たっぷり楽しみましょう。
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