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相島歴史探訪1

翌日曜日は「相島歴史探訪」です。
相島は、博多港に浮かぶ小島です。
江戸期に行われた12回の朝鮮通信使のうち11回もこの島に来聘しています。
それも、往路と復路、都合22回も立ち寄っているのです。
それにもかかわらず、この度の「朝鮮通信使ユネスコ記憶遺産登録」の中からは、相島は除外されているのだそうです。
その理由の一つは、この相島が福岡県粕屋郡新宮町にあるのに、通信使の資料を管理しているのが福岡市立博物館であるため、これまで自治体がユネスコ遺産登録に協力的でなかったことがあげられるそうです。
当時黒田藩が通信使の接待場所として相島を利用していたわけですから、福岡県を中心に今後は新宮町と福岡市が一丸となって登録に向けて活動してほしいものです。





さて、相島へは、新宮漁港から町営渡船「しんぐう」に乗って20分のところにあります。
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船上から写真を撮っている間にあっという間に相島に到着。
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島は、このように三日月形をしているので、寄港するのに便利が良かったのでしょうか。
そう言えば、黒田藩がなぜこの島を通信使の接待の場所に選んだのかは、島散策の最後に種明かしをするということだったのですが、聞き逃しました。
たぶん、一般参加者は民団の参加者とは別に昼食をとったので、昼食時の話を聞きのがしたのでしょう。

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相島は、朝鮮通信使だけでなく、古くは古代積石塚群、今は猫の島としても有名だそうです。
積石塚群は、島のはずれにあり、今回の探索ルートからは外れていたので、見られませんでしたが、猫の方は猫も猫ウォッチャーも島のそこここでたくさん見られました。


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by lee_milky | 2015-06-14 21:28 | 日韓映画文化交流研究会 | Comments(0)
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