ミスターサンシャイン。
フェイスブックのビョンホンシのファングループでの語らいに加わりたかったけど、グループの雰囲気を壊すと申し訳ないので、ここで書きたいと思います。
もともとこのブログを作ったきっかけの一つがこういうことでした。
このドラマ、日本のことを執拗に悪く描いていました。
うちの夫は、ビョンホンファンであるにもかかわらず、日本の描きぶりに気分が悪いと言って途中から観なくなりました。
観続けた私も、夫の気持ちが分からないでもありませんでした。
しかし、私は次第に次のように思うようになりました。
このドラマはきちんと歴史を踏まえている。
こう思ったきっかけは、ユジンの二つのセリフです。
今から書こうとすることは、実はもう一度この作品を観て、ユジンが第何話のどんなシチュエーションでどう言ったのかを正確に書こうと思っていたのです。
しかし、未だ見直していないので、今は正確には書き表せません。
もし、わかる方がいらしたら、フォローお願いします。
また、分かり次第この部分は削除し、↓の部分を付加修正します。
ユジンのセリフの多くはアメリカのことを自由な国、安全な国ということを言い表していました。
でも、私の気づく限り、次の二つのセリフは違っていました。
その一つめは、「日露戦争が、アメリカの資金でアメリカからさせられた戦争だった。」という内容でした。
そして二つめは、「初めに朝鮮に目をつけたアメリカは真っ先に朝鮮から撤退した。」という内容でした。
このように、このドラマでは、ユジンのセリフを通してアメリカのことをサラッと悪く言っています。
これこそが、日米韓の今に至る歴史的関係を物語っていると思うのです。
今から書くことは、私が過去に恩師から聞いたり、本や論文を読んで知ったことから判断する私見です。
先の第二次世界大戦は、日本がハワイのパールハーバーに、アメリカ軍の休息日に奇襲攻撃したことがきっかけとされています。
しかし、本来、有事には軍は休まないそうで、この日が休みだということを、日本はアメリカから巧妙に知らされたのだという説があります。
つまり、アメリカはあえて日本に攻撃させたと。
だから、アメリカ本土でなくハワイなのだと。
日本が沖縄を切り捨てたように、アメリカもハワイを切り捨てたのです。
そして、日帝時代、日本はアジアの国々の人々を日本人にしようとした。
ここが、西欧列強と大きく異なるところです。
しかも、悪いことに身分の低い日本人にしようとしたのです。
だから、当時、日本人とアジア人の婚姻がほとんど成立していないし、現地では下級軍人ほど蛮行を働いたそうです。
そして、日本は敗戦し、日本も韓国もアメリカの統制下におかれました。
その資金力で日本を圧倒したアメリカも天皇の名の下では何でもやってしまう日本の精神に恐れをなしていました。
だから、先ずは天皇制に手を付けました。
しかし、天皇そのものをなくしてしまっては、日本人がどんな暴動を起こすやもしれない。
だから、象徴天皇として残しました。
次に、日本の教育に手を付け、日本の子どもたちに精神的にもアメばかりを与えて骨抜きにしました。
一方、中でも日本人化していた朝鮮の教育にも手を付け、徹底的な反日教育を行いました。
その結果が今の日本人と韓国人なのです。
また、日本と同じように韓国にとってもアメリカが脅威であることは昨夜アップした金大中氏事件の結果からも分かります。
朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の金大中(キム・デジュン)氏抹殺(暗殺ではなく抹殺・・・海に沈めて行方不明にする予定でした。)計画がアメリカの鶴の一声で水泡に帰したという事実です。
だから、韓国のドラマでは、敗戦した弱い日本には何でも言うことができても強いアメリカには大っぴらには批判することができない。
このため、ユジンのセリフを通してこっそりアメリカ批判をしたのだと思います。
つまり、私見では、ドラマで描かれた日本軍人の蛮行は実際にあったし、実は悪いのは日本だけでなく、アメリカも他の列強も同じだったということです。