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カテゴリ:映画( 32 )

カメラを止めるな!

2017年の超話題作を観ました。
なぜそんなに話題になっているのか。
超低予算のインディーズ映画が口コミでヒットした。
ということしか知らなかった。
ゾンビ映画だということも知らなかったから、観始めてやめようかと思ったけど、次第に引き込まれていった。

同じく2017年に劇場公開した韓国映画「新感染 ファイナルエクスプレス」を彷彿とさせる展開で、エンドロールが流れているときに、予算300万円でこれぐらの映画が作れたらすごいな、しかもカメラを止めるなワンカットやし・・・と、思っていたら、次の映像が出てきた。
スピンオフ映画もあると聞いていたので、これがそれか?
と、思いきや、なんと、今、観終わったばかりのワンカット撮影の舞台裏だった。
それもフィクション。
多分これがメイン!
あれほどの話題のネタはこれだったか!

本編・・・と言っていいのかどうかはわからないが、その中で時折感じた違和感がこの作り物のメイキングで明かされるから、自分も映画の中に参加した感じ。
いや~、面白かった。

しかも、これワークショップで作ったって。
ありえない~~~。




by lee_milky | 2019-08-15 12:36 | 映画 | Comments(0)

道、白磁の人

日帝の朝鮮半島統治下の実話をもとにした映画です。
以前から、良い映画だと聞いてはいたのですが、まだ観ていませんでした。

最近の日韓関係の情勢を憂えて、今だからこそと、本作の自主上映を推進されている方がいらっしゃるのを知って、今回観てみました。

当時、こんな日本人がいたということを知らなかったので、感動しました。
戦時下であってもこんな人がいたのなら、私たちにもできることはたくさんあるのではないかと感じました。

昨夜観た「新聞記者」しかり、今朝観た「かぐや姫の物語」しかり、本作もまた、今、観るべき映画はたくさんあると感じました。


by lee_milky | 2019-08-14 18:10 | 映画 | Comments(0)

かぐや姫の物語(ネタバレがあります)

7日に高畑勲展で観た疾走する姫の動画を手に入れたくて、帰宅してすぐに注文した「かぐや姫の物語」のブルーレイがようやく届いて観てみました。
実は、注文してすぐブルーレイが届くのが待ちきれなくて、ひかりテレビで観ようとしたら、間違えて「竹取物語」を再生してしまい、そちらも最後まで観たのですが、この二作を比べてみると、「かぐや姫の物語」の方がメッセージ性がかなり強いです。

考えてみると、かぐや姫と言えば、幼いころ読んだあるいは読んでもらった絵本「かぐやひめ」か学生のころ古文で習った「竹取物語」しか記憶がなく、しかもその「竹取物語」は序文の部分ぐらいしか記憶がない始末。

だから、これらの映画が「竹取物語」原文をどの程度忠実に再現しているのか、見当もつきません。
でも、絵本時代に幼いながらも何となく違和感を抱いていた部分が「かぐや姫の物語」で腑に落ちました。
そしてそれこそが、「かぐや姫の物語」のメッセージでした。

竹から生まれたかぐや姫はおじいさんおばあさんに大切に育てられ、村の子どもたちと毎日山を駆け回って元気に成長します。
そして、美しく成長した姫のさらなる幸せを願ったおじいさんの肝いりで都に出て優雅な生活を送ることになります。

しかし、姫はその生活が息苦しく、昔の村での生活を忘れることができません。
だから、高貴な殿方どもから求婚されても、彼らが贈った恋文になぞらえて難問を突き付け、彼らを追い払おうとします。
ところが彼らは、それではあきらめきれず、ある者は自らその難問を求めて命を落とし、他の者は姑息な手段を使って信用を落とします。
これを知った姫は、自分のせいで彼らが不幸になったことを嘆いて、屋敷を飛び出してしまいます。
それがあの疾走する姫です。

時は過ぎ、姫はとうとう帝から見初められるところとなりました。
強引な帝の仕業に我慢できなかった姫は、ついに月に向かって「帰りたい」と強く願います。
その一瞬の願いが叶い、姫は月に帰ることになるのです。

そもそも、姫がこの世に来たのは、この世に焦がれすぎてそれが罪とみなされ、戒めのためにこの世に送られてきたのです。
だから、月に戻りたいと願ったことが贖罪になるわけです。

姫は再びこの世にいたいと強く願うようになりますが、その願いはかないませんでした。
最後に、姫が本当に願った幸せを一瞬だけ味わったのち、月へと帰っていきます。
それを着ればすべてを忘れ、悲しみも苦しみも感じなくなるという天の羽衣を着せられることを最後まで拒みながら。

私は、このストーリーから、姫がなぜ月からやってきて、月に戻っていったのか、なぜあのような難問を吹っ掛けたのかを知ることができました。
そして、幸せとは、姫が願った平凡でも自由な生活だけでなく、この世の営みや喜怒哀楽を感じることそのものだということが理解できました。





by lee_milky | 2019-08-14 17:32 | 映画 | Comments(0)

新聞記者

観たかった映画をようやく観ることができました。
夕方から娘を誘って、家から車で1時間ほどの映画館に行って観ました。

とにかく想像以上の内容に驚きました。
日本映画でこういうストーリー、これまであったでしょうか。
聞いたようなニュースがちょいちょい挟んであるので、映画で描かれていることは全部リアルで、私たちは知らないだけと思わせる映画でした。

映画の中の想像を絶するメディア統制に背筋の寒くなる思いがしました。
それは、このストーリーを絵空事と笑ってしまえない現実が横たわっているから。

この映画もまた一度は観ておかなければならない映画ではないでしょうか。
最後に、シム・ウンギョンの泣きはやはり絶品でした。
そのシーンを観て、監督は「王になった男」の泣きのシーンを観て彼女を起用したのではないかと思いました。
日本語もかなり流暢でしたし、日韓のハーフで帰国子女という設定もあって、違和感なく観られました。
さすがに英語も上手でした。
「王になった男」の時、アメリカ留学中の彼女を監督の肝いりで一時帰国して撮影に参加したんでしたよね。


by lee_milky | 2019-08-14 00:32 | 映画 | Comments(1)

未来のミライ

絶体観よう!と思っていたにもかかわらず、忙しかったのと、来場者評価がそんなに良くなかったのとで、劇場に行かなかった作品。
その後、業界人からの評価はいいと聞いて、行けばよかったと後悔したけど、既に近隣の劇場では公開が終わっていました。
アカデミー賞などでも受賞しましたよね。

今日、観てみたら、かわいい作品でした。
若いお父さんお母さんが観るべき作品かな。


by lee_milky | 2019-08-13 14:15 | 映画 | Comments(0)

君の名は

今更ながら、「君の名は」を観ました。
いや~凝ったストーリーですね。
この映画を観る前に「天気の子」を観てよかった気がしました。
「天気の子」よりはるかに良かったと私には思えたから。

そして、ラストのドキッとさせる騙し。
「あゝ、荒野」もそうだったけど、まんまと騙されて、これ、必要だなと思いました。

by lee_milky | 2019-08-12 19:37 | 映画 | Comments(0)

あゝ、荒野

「息もできない」に引き続き、ヤン・イクチュン主演の映画を観ました。
菅田将暉とのダブル主演の「あゝ、荒野」。
再生し始めて思い出したんだけど、BIFFでこのツーショット観たんですよね。
南漢山城の前だったから、ビデオカメラを構えてテスト撮影した動画(^^;)がつい最近まで編集用に使っているPCに残ってたのですが、PCが重くなりすぎて、動画をすべて捨ててしまったんですよ。
で、結局、その時の二人の会話は確認できず。
でも、確か菅田将暉が「二人別々にボクシングの練習をしてたけど、一度顔合わせをした時、兄貴の仕上がりがすごかったから、こっちも負けられないと思って頑張りました。」的なことを語ってました。

さて、映画ですが、菅田将暉、さすがです。
「そこのみにて光り輝く」で観て、若いのに凄い俳優さんだなと思った直後に大ブレイクして、まるで私が発掘したような気分になったんですよね^^

なんかね。すごい器用な気がする。
かといって浅くもなく。
むしろ、映画に重厚感が増すというのか。
考えさせられる。

で、今回もめいっぱい考えさせられました。
「つながる」
ということ。

東日本大震災以降、「つながる」ということが、あちこちでキーワードみたいになってるけど、この映画には、人間、そう簡単にはつながれないし、逆に簡単に絶縁することもできないのだというメッセージが終盤に込められていた気がします。
とにかく、終盤の想定外な展開でなければ、この映画、きっとべたで面白くなかったんじゃないかなと思います。
特に、ラストの死亡診断書ね。
え?亡くなったのはどっち?的な。
私的には結論が出てるので、自分なりにこの映画からメッセージを受け取ったんですけどね。

そして、そのメッセンジャーがヤン・イクチュン演ずるバリカン健二。
メッセンジャーだからね。
とにかく地味。
「息もできない」と同じ俳優さんとは思えない。
地味だけど、ドスンと一発!って、感じ。

いや~、とにかくいい映画でした。





by lee_milky | 2019-08-12 11:23 | 映画 | Comments(0)

二本の映画

日韓関係が悪化の一途をたどっていますね。
7月には、まだ韓国に行かせてもらったけど、今は、家族も行ってはいけないと言っているし、韓国への就航便が休業したとのうわさも聞こえてきます。

でも、ある在日コリアンの方のお話によると、ある韓国の知識人の方が「韓日関係はジェットコースター」だとおっしゃっていたそうです。
良い時と悪い時が交互に訪れるということと、 もう一つは、悪くなる時は一気に急降下するという意味だそうで、まさに、今急下降の真っ最中ですが、またゆっくり昇って行く局面もあると考えてよいのかな。
また聞きですが、納得も期待もできるたとえだと思いました。

さて、そんな中、今日は、「否定と肯定」という映画を観ました。
これは、史実に基づいた映画で、ホロコーストの否定派と肯定派の法廷での争いです。
2000年にイギリスで判決が出た裁判です。
どこまでがノンフィクションで、どこからがフィクションなのかよくわかりませんでしたが、弁護団が、戦略として被告となったホロコースト肯定派のユダヤ人女性の主張を封印するなど、法廷物としてもとても面白い映画でしたし、それまで独善的に生きてきた彼女の変容というヒューマンドラマとしても最後はほっとさせられる映画でした。

しかし、何より、互いの主張に驚いてしまいました。
と、いうより、ホロコーストが史実でないという主張があったことを知らなかったので驚きました。
歴史学者は、様々な文献から事実を導き出すのだと思うのですが、ホロコースト否定派はその文献を拡大解釈し、事実を捻じ曲げていきます。
法廷では、その歴史の脇曲のほころびを弁護団が緻密に追及していきます。
そして、弁護団はホロコーストの生き残りの証言も彼らを守るために採用しません。

私は、この映画を観ながら、先月観た映画「主戦場」のことを思い出していました。
「主戦場」は、慰安婦否定派と肯定派を交互に登場させて発言させるドキュメンタリーです。
彼らが何度も登場し、繰り返し主張し続けるので、次第に頭が混乱し、頭痛を催すに至るのですが、ミキ・デザキ監督は、「この問題を教育でもマスコミでも扱えないなら、映画で扱う意味がある」と言ったそうで、そういうことなら、この映画は必ず見なければならない映画なのではないかと思いました。

そして、そのぼんやりした頭で考えたことは、「いったんは、日本政府は事実を認め、しかし解決済みであると主張していたはずでしたが、この映画に登場する議員らが慰安婦を否定しているのはなぜだろう。」ということです。






by lee_milky | 2019-08-10 00:27 | 映画 | Comments(0)

息もできない(ネタバレがあります!)

息もできない(2008年製作の映画)똥파리/BREATHLESS
製作国:韓国 / 上映時間:130分
スタッフ:<監督>ヤン・イクチュン  <製作>ヤン・サンジン <撮影>ユン・チョンホ <美術>ホン・ジ <編集>イ・ユエンジュン
キャスト:ヤン・イクチュン/ キム・コッピ/ イ・ファン/ チョン・マンシク /ユン・スンフン

原題の똥파리(トンパリ)をグーグルで翻訳してみて驚いた。
「息もできない」だって。
そんなはずないと思って、辞書で調べたら、「<名詞>①糞に群がるハエ ②《虫》ヒメフンバエ ③〔俗〕何かにつけ人に干渉したがる人」と出てきた。
でしょうね。

でも、それほどこの映画のタイトルが訳されてたということか。
れ程に、この映画がヒットした証拠でもある。
それにしても、この邦題は、稀にみる素晴らしい邦題だと思った。

昔観た「誰も知らない」を彷彿とさせるタイトルだからなのだろうか。
「誰も知らない」が「静」なら、こちらは「動」といったところで、その雰囲気は真逆なのだけれど、アウトローを描いたという点では類似した映画。

父親から母親を殺され、父親を憎みながら、暴力で生きてきた中年男と、暴力によって母を奪われ、精神を病んだ父親と暴力を頼って生きる兄との疲弊した生活の中で展望を見いだせない女子高生の物語。

共に社会の底辺で這うように生きる二人が触れ合い、男はやがて良心を取り戻し、人生を取り戻そうとするが・・・。
そして、女子高生は、紆余曲折はあるものの、展望を見出し、生き生きとした高校生活を取り戻すのだが・・・。

男は因果応報といえるかもしれないが、少女の行く末が心配になる結末に唖然として、涙も止まった。





by lee_milky | 2019-08-04 09:53 | 映画 | Comments(0)

映画新聞記者

見逃していた映画「新聞記者」
どこも、打ち切り間近になり、もう見られないかもと、あわててHPを確認したら、まーまー近場で公開が決定していました。
良かった~。
どちらも、8月16日(金)公開!!


by lee_milky | 2019-07-26 20:13 | 映画 | Comments(0)