コロナ禍により中断していた「日韓映画文化交流研究会」を再開して半年。
今度は、私の体調不良のために再び中断していました。
10年ほど前、古傷の股関節が悪くなり、しばらく大事をとって杖を突いて歩いていましたが、それが、今年の6月から再び悪化していました。
夏休みに毎日のようにリハビリに通ったので、随分よくはなっているのですが、例会を開くとなると、自分の都合で中止にすると、せっかく参加してくださる会員様に申し訳ないし、かといって例会は細々とでも続けていきたい…との思いから、しばらくは韓国映画観覧のお誘いということにして、事前申し込みもなくして、会場でお会いできればいいですね。ということにしました。
9月は、2日の土曜日に福岡市総合図書館内のシネラで行われた「福岡インディペンデント映画祭の釜山独立映画祭セレクト」に、無事に行くことができました。
会場で会員様とはお会いできなかったものの、舞台挨拶時の通訳が、「第6回自主上映会」の時に進行役でお手伝いしてくださった元新聞記者さんでした。
さて、「釜山独立映画祭セレクト」の内容は、短編映画3本の上映と、各監督と釜山独立映画祭のプロデュースを務めておられる方のトークでした。
みなさん、20代から30代の若い方々で、驚きました。
それにもまして驚いたのが、3人中2人の監督さんが、大学で映像技術を学んだのではなく、「映画の殿堂」のワークショップで学んだだけということでした。
「映画の殿堂」は釜山国際映画祭のときに映画が上映される場所という認識しかなかったので、ワークショップの存在にも驚きましたが、ただそれだけで、内容の濃い映画ができることに唖然としました。
日本では、美術の授業で映像作品を作っている中学校は4%、映像作品の鑑賞を行っているのはもっと少なくて数字にすると0%だそうです。
因みに、私はどちらも行っていますが、韓国ではどうなのだろうと思い、質問コーナーがあれば、質問してみたかったのですが、それができずに帰ってきました。
10月のお誘いは…
10月でなく9月なのですが…
是非見たいと思っていた「
福田村事件」がKBCシネマで上映されますので、この映画をお誘いしようと思います。
期日は16日(土)、監督の舞台挨拶付きです。