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お土産=スイーツ編

3歳の頃、私は、一時期、博多の母方の伯母の家に預けられました。
弟が生まれるというので、亡くなった祖母に代わって、伯母が手伝いに来たいけれど、伯母も家を空けられないので、かわりに私を預かりましょうということだったようです。
伯母の家は、当時団地に住んでいた私にとって、大きすぎて恐い家でした。
特に暗くて長い廊下の真ん中あたりに、「マリア像」だか「モナリザ」だかの油絵が掛けられていて、その前を通る度に、私は目をしっかり瞑って歩いたものでした。

だから、私は、祖父と一緒に散歩に出かけるのを楽しみにしていました。
今、健在なら120歳程にもなっている祖父は、身長が180センチもあり、当時としてはそれだけでもかなり目立つ存在でしたが、着流しに山高帽、ステッキを持ち、背筋をピンと伸ばして歩く姿は矍鑠として、一緒に歩いていると、行き交う人が振り返って見るほどでした。

その祖父が、一緒に出かけた帰りに必ず買ってくれるのが、「博多にわか煎餅」でした。
そのほのかに甘い味と博多にわか(※クリックして頂くと博多にわかの音声が流れますので、ご注意下さい。)の面をかたどった面白い形が大のお気に入りでした。

さて、アリーナツアーで、遠方から博多にいらっしゃる方も多いので、少しずつグルメレポートをしようと思います。
当初の計画では、アリーナ周辺のスポットを、下調べをしてご紹介しようと思っていたのですが、公私ともに忙しい時期を迎え、それが叶わなくなりましたので、既に知っている範囲で、ご紹介したいと思います。

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# by lee_milky | 2007-10-22 22:09 | 博多グルメ | Comments(20)

坂口安吾著「白痴」

今週は、とっても忙しい一週間でした。
特に、昨日は、給食も食べる時間が無くて、食べ残して片づけようとしたら、私の目の前で食べている生徒会長のY君が、ニヤニヤしながら、ひと言。
「先生、牛乳だけは、残さず、飲んだ方が良いですよ。」
私ったら、そんなにカリカリしてたかしら?

Y君の発言の真意が分からなかったSちゃんが、横から
「先生、身長を伸ばすには、牛乳だけじゃ駄目ですよ。ビタミンEも一緒にとらなきゃ。」

「そう?知らなかった。でも、それ、30年前に言ってくれないと、もう遅いよ。それに、Y君は、そういう意味で言ったんじゃないしね。」

「先生、私、30年前は生まれてませんよ。
それに、Y、どういう意味で、先生に牛乳飲めち言ったん?」
Y君、ニヤニヤ。

「ねー、どういう意味?教えてよ。」
Sちゃんのお陰で、ちょっとだけ和みました。

実は、今、姑が入院しています。
以前、夫が入院した時、ここに即書いたために、みなさんに、ご心配をおかけして、ちょっぴり後悔したので、書きませんでしたが、主治医に先週の土曜日がヤマだと言われ、緊迫した毎日を送っていました。
お陰様で、なんとか峠を越し、一息つきましたが、長期戦になる気配です。
病院は、完全看護なので、特にすることもないのですが、家族全員、帰宅する前に母の見舞いに行き、病院で合流するという生活を続けています。

そんなわけで、疲れが溜まっていたのでしょう。(と、言いながら、ここで夜ごと遊んでるわけですが^^;でも、大量の洗濯物をやっつけながら、レビュー、書いてるんですよ^^)
Y君の言葉に、ちょっと、ハッとさせられました。
そんなわけで、ここ数週間行きたいと思いながら諦めていた美容院に、今日、思いきって行ってきました。

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# by lee_milky | 2007-10-20 23:00 | Book Review | Comments(5)

The Killer

※非公開さんに教えて頂いて、一部訂正しています。

昨日、ビョンホンブログ界に激震が走ったそうで。。。夕べは、な~んにも知らず、のんきに「太陽が昇る日」を観ていた私は、今日になって、重い腰を上げ、韓国のNewSをいくつか見て回りました。

まっ、震源地は、他のところにあるようですが、今夜は、milky的にツボなNewSのみを翻訳してみました。

元記事は、こちら→ ※このニュースを伝えているワイドショーの動画も見られます。

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# by lee_milky | 2007-10-20 02:00 | Comments(3)

辻仁成著「ピアニシモ」

何と表現すればよいのか。。。黒い渦の中に引きずり込まれるような。。。そんな感覚に襲われたのは、本屋で、この本を見つけ、手に取った瞬間だった。
慌てて、手を離し、何事もなかったように他の本のタイトルを眺める。
しかし、頭の中は、忙しく働いていた。

誰かの影響で本を読む。。。これは、結婚後初めて経験したことだった。
夫の読み終えた本を読むことで、自分自身では絶対に選ばないジャンルの本に出会えることは、良い経験になったと思う。
数冊の本を同時に読むのも、夫の影響かも知れない。

それ以前は、どうだったろう?
私の身近には、本を読む人が少なかったように思う。

いや、高校生の時好きだったY男は、その後、国文科に進んだのだから、本を読まないはずはないだろう。
でも、彼と本について語った記憶はない。
あるいは、部活や勉強、おしゃれのことを話すのに夢中で、本の話をする暇がなかったのかも知れない。

そう言えば、Y男の容態はどうなったろう。
今年の元旦、彼の若い彼女から、メールが届いた。
「Y男さんが、事故で重体です。彼の意識が回復するように、お見舞いに来て、声をかけてあげて下さい。」
彼の入院する病院は、私の職場から、ほど近いところにある。
だから、2度、見舞いに行ったのだが、そのうち、自分の生活に追われ、すっかりY男のことを忘れていた。

あのメールが来てからというもの、悪いことばかりが興るような気がする。
縁起を担ぐようだが、来年の年始めには、良い知らせのメールを受け取りたいものだ。

そこまで考えたところで、「白痴」というタイトルの本が目に止まり、手に取った。
そうだ。これでいい。
彼が最近読んだという3冊の本。
それを読めば、いよいよ深みにはまり、戻れなくなりそうな気がする。
ストーカー。
そう、ストーカーだ。
それも集団ストーカー。

次に、私の目に飛び込んできたのは、「流転の王妃の昭和史」
これも読もう。
今日は、この2冊を買うことにしよう。

ビョンホンシには、影響されなかった。。。私の勝ち。

「流転の王妃の昭和史」著者は愛新覚羅浩。
愛新覚羅浩は、ラストエンペラーの弟に嫁いだ日本の元華族だそうだ。
この本が目についたのは、詰まるところ、ビョンホンシの影響ではないのか。

急に、何もかもが、馬鹿らしく思えてくる。
ストーカー。
それも良いかもしれない。
決して振り向くことの無い彼。
だから、私達は追っかける。
集団で。

一度離れた書棚に戻り、元に戻した本を再び手に取る。
「白痴」と「流転の王妃の昭和史」と「ピアニシモ」
この3冊が、昨夜の私の買い物。

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# by lee_milky | 2007-10-18 00:59 | Book Review | Comments(12)

ちょっといい話

Designare☆Lee Byung-Hunでは、訳あって、今は、画像をUPしていません。

でも、今日だけは、特別。
# by lee_milky | 2007-10-15 22:29 | Comments(19)